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中国軍 台湾周辺での軍事演習予告期日過ぎるも継続と発表
(出典：2022年8月8日 NHK NEWS WEB）
今回、ペロシ下院議長の台湾訪問で、中国人民解放軍が大規模な軍事演習を4日間も実施しましたが、結局、弾道ミサイルを11発発射しただけで終わりました。
中国は、ダブルスタンダード（米中両国の属国で反日）を多用する台湾の蔡英文総統とバイデン政権（ディープステート）の挑発に乗らなかったということです。
問題は、日本のメディアが米中戦争を煽ったことであり、国会議員だけではなく、報道機関にも統一教会と関係している記者や評論家が多数存在していることです。
今後、台湾はゆっくりと中国に併合されていくことになります。一部で紛争は起きますが、本格的な戦争までに発展させることはできません。台湾を包囲した中国海軍は、軍事演習で台湾政府と国民を不安な気持ちにさせました。
もし台湾軍が弾道ミサイルを中国本土に発射した場合、中国人はすぐに反撃してミサイル基地を壊滅させるだけのことです。犠牲者が一人も出ないうちに交渉に入り、停戦合意が発表されます。
ペロシ氏訪台、中国の軍事演習…台湾の民意どう反応？ 世論調査発表
(出典：2022年8月8日 朝日新聞）
現在、台湾の政権を握っているのは反中派の民進党ですが、その前は親中派の国民党が政権を握っていました。共産党の毛沢東に追い出された蒋介石が創設した政党ですが、実は台湾人のほとんどが北京で話されている普通語（標準語）を日常的に使っています。
つまり、台湾人のほとんどは、香港のように台湾も中国に併合されることは極めて自然だと考えているということです。ただし、中国経済がこれからも成長し続けることが条件です。だから、次の選挙では国民党が政権を取り戻すことが考えられます。
台湾では、中国共産党の支配体制に反対しているのは5％程度ですが、香港人と同様にアメリカやオーストラリア、東南アジアなどに移住するしか選択肢はありません。ただし、イギリスに移住した香港人が幸せかと言えばそうとも言えないようです。
それでも「台湾人は中国人ではない」と主張するのは無理がある
(出典：2022年8月1日 Yahooニュース）
台湾の状況はウクライナと似ており、同じ漢民族で同じ言語を話しているにもかかわらず、「独立国家」だと思い込んでいます。結局、ウクライナに住んでいる人たちのほとんどがスラブ系であり、ロシア系住民であるわけです。
ロシアがウクライナ東部と南部を占領した中、これからロシアに併合されるとウクライナは面積と人口の半分を失うことになります。一方、西部はポーランドとの共同国家になる可能性が出てきました。
西部に住むウクライナの人々は正教会ではなく、カトリック教徒であり、これから西ウクライナ共和国としてロシアと停戦合意するのは時間の問題です。また、首都キエフなど北部在住の人たちも西部に移住するしか選択肢がないように思います。
ウクライナがEUに加盟申請したことをあっさり認めたように、ロシアのプーチン大統領はそのような計画で分割統治を考えています。ウクライナ側からロシア側へ寝返る関係者も出ている中で、これまで報道されなかったことが次々と明らかになってきます。
中国軍の軍事演習に話を戻しますが、わざわざ台湾に軍事侵攻して戦争を起こす必要がないのが現状です。台湾が頼りにしている在日米軍や在韓米軍の兵力では足りず、アメリカは戦争を起こすふりをしてカネを儲けるしかありません。
在日米軍の主力部隊は、すでにグアムのアンダーセン空軍基地に撤退しており、フィリピンのクラーク空軍基地には戦闘機や爆撃機が配備されていないことがわかっています。つまり、アメリカは台湾を守る気がないということです。
専門家「台湾有事は日本の有事」 EEZにミサイル、中国の狙い
(出典：2022年8月7日 毎日新聞）
そのことを知っているにもかかわらず、台湾の蔡政権の支持者たちは中国に抵抗しようとしています。そして、「台湾有事は日本の有事…」などと言って、台湾を守ろうとしている日本の国会議員がいます。
彼らは、ウクライナ人のほとんどがゼレンスキーに騙され、ロシアとの戦争に参加させられたことを知らないのでしょうか？兵士は手や足を爆弾で吹き飛ばされ、民間人にも多数の死傷者が出ています。
そのことを動画で見たほとんどの台湾人は、中国にゆっくり併合されていくことを望んでいるのが現状です。そもそも、台湾人経営者の多くが中国本土で工場を持っており、中国でビジネスをしています。
資源や人口の少ない台湾では仕事がないため、これからも中国なしのビジネスは考えられなくなっています。さらに、親戚の多くが中国本土に住んでおり、台湾と中国を行き来するのは当然の流れです。
台湾人はウクライナ人とは異なり、アメリカから兵器を送られてきても中国軍と戦おうとは考えていません。また、米軍兵士が戦場に派遣されることはなく、誰も戦争で死にたいとは思っていないわけです。
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2022年8月9日
