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「リバタリアニズム」渡辺靖氏
(出典：2019年3月7日 日刊ゲンダイDIGITAL）
現在、ほとんどの日本人が、サラリーマンとして会社や役所から給与を貰いながら生活していますが、大企業の下請けをしていない自営業者も多数存在しています。
また、子どもを学校に通わせないで、自分で勉強を教えながら子どもたちを育てている親もいます。
できるだけ政府や自治体の世話にならずに、自分たちの力で生きようとする人たちのことをアメリカでは「リバタリアン」と呼んでいます。
草原の小さな家 (字) 旅立ち が見放題！ - Hulu
(出典：Huru）
アメリカ西部開拓時代に生まれた「リバタリアニズム（ libertarianism）」という思想は、1970年代にNHKで放送されたドラマ「大草原の小さな家」を観れば一体何なのかがわかるはずです。定義上では、個人的な自由や経済的な自由を重視する政治思想・政治哲学のことです。
また、他人が正当に所有した私的財産を侵害せず、各人が望む全ての行動は基本的に自由であるという方針があります。19世紀には、「奴隷制度廃止運動」や「フリーバンキング[通貨（国債）の発行を中央銀行に任せず、民間銀行による自由競争に任せて消費者の利益を高める通貨発行自由化制度]」が大衆に広まりました。
さらに、アメリカのリバタリアンたちは権力はいつか腐敗するものと考えており、国家や政府の廃止を理想としています。とにかく、個人の自由を重要視し、会社への献身や徴兵制での強制労働や出兵は物理的・精神てな搾取であり、奴隷制度と見なしています。
そして、国家が企業や個人の経済活動に干渉することに反対し、徴税は私的財産権の侵害とみなし、税金によって福祉サービスを運営することが否定されています。ただし、暴力や詐欺、侵害などで自由を制限させた場合、自由を守るために報復することには反対していません。
要するに、自民党の岸田政権や各省庁、各自治体、大企業とその系列会社、金融機関、反社会的勢力、宗教団体、そして世界経済フォーラム（ダボス会議）とは全く反対の立場であるということです。
マイナンバー公金受取口座公的年金など振込先とひも付け検討
(出典：2023年1月12日 NHK NEWS WEB）
だから、私は2024年から政府や自治体になるべく頼らずに「半自給自足」で生きる決意を示したわけです。このことを理解できない知能と知性が低い多くの日本人は、ワクチン接種とマイナンバーカードで奴隷となり、痛みの感じない人間として世界支配層に飼育されることになります。
ドラマ「大草原の小さな家」には、明らかにリバタリアニズム思想を持っている人たちが出ています。基本的に自由競争なので、商売や物々交換でも人間味の溢れる様々な駆け引きの様子を感じ取ることができます。
それに対して、現代の日本のサラリーマンには人間味など微塵も感じさせません。電話でも対面でもマニュアルトークで、メールはテンプレートで書く傾向があり、基本的に「今だけ、金だけ、自分だけ」の方針で生きています。
政府の過剰な介入が日本企業をダメにした…インフレがピークアウトしても日本経済は復活しない理由 日本人の給料は上がらず､企業の競争力も回復しない
(出典：2022年11月26日 PRESIDENT Online）
例えば、小泉政権時代の竹中平蔵のような「新自由主義（neoliberalism）者」は、政府にすり寄って私腹を肥やし、税金を払わない売国奴や国賊が登場して以降、真似をする日本人ばかりとなってしまいました。
その他、死んだ安倍晋三のような売国奴や国賊を8年近くも総理大臣をさせてしまうと、省庁や自治体、大企業幹部だけでなく、普通のサラリーマンまで腐敗していくわけです。結局、安倍政権でやってきたことは巨額の借金を作って、嘘の情報を垂れ流して国民を騙しただけです。
桜を見る会や森友・加計学園疑惑、東京オリンピック開催など、公共事業でカネをばらまいただけで、政治家は予算から中抜きしたり、企業スポンサーからの賄賂で関係者が私腹を肥やすことになりました。
その後、地方議員や市長がカルト宗教の統一教会と深く関わっていたことが明らかになり、札幌市ではオリンピック招致のためにおそらく巨額のカネが動いたとものと考えられます。ついに日本全体が腐敗した中、いよいよリバタリアン的なライフスタイルが必要となってきました。
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2023年1月14日
