新型コロナワクチン、2回目接種70%超 「7割の壁」突破―政府
(出典:2021年10月26日 時事通信)
日本では、ワクチンを接種した人(1回目)が総人口の76.9%(12歳以下を除く)まで到達していますが、第6波が起きるのは間違いないと思います。
諸外国と比べて、日本は例外的に感染拡大が収束していますが、欧米諸国やロシア、中国の一部などでは感染者が増え続けています。このまま「終息」して欲しいところですが、11月末に感染者数の増大についてメディアは報道することになります。
第6波を演出する変異株は、おそらく「オメガ株」である可能性が高いですが、本当はインフルエンザです。海外から日本に入ってくるというより、日本国内で毎年のように流行するインフルエンザの症状が出るものと考えられます。
ファイザー、季節性インフルエンザのmRNAワクチン試験を開始
(出典:2021年9月28日 Reuters)
毎年、タイヤ交換の時期にインフルエンザ予防接種を受けようとする人がいますが、コロナワクチンと同様に「mRNA」が採用されています。何度も言うように、接種することは個人の判断ですが取り返しのつかないことになるのだけは避けてください。
一方、欧米の研究機関ではアルファ株(第4波)やデルタ株(第5波)が変異し、オメガ株が猛威を振るうと予想しています。世界中ですでに1万人以上が感染していますが、特にアメリカ中東部では医療機関や介護施設などでクラスターが起きています。
デルタ株から変異したことは、回復期の血清中の抗体に対する抵抗性の増加や、中和抗体に対する抵抗性の増加で感染者の抗体を回避(ブレークスルー)する特徴があることです。つまり、ワクチンの意味がないということです。
他方、おそらくロシアで発生した変異株が、ヨーロッパ全土に拡大していると報道されています。世界保健機構(WHO)が発表した名前のない亜種は、変異株に共通しているブレークスルー感染が起きると警告されています。
尋常でない「新型コロナデルタプラス」...英国「感染率、最大15%高い」=韓国報道
(出典:2021年10月22日 Yahooニュース)
アルファ株やデルタ株が消滅していない中、欧米諸国やオーストラリアなどでも一部地域で感染者が拡大しているとのことです。デルタ株から変異したウイルスは、イギリス国内で見つかっており、すでに全体の10%を占めているとイギリス保険安全局で発表されています。
デルタ株よりも感染力は高く、これから世界に感染拡大させる可能性があります。いずれも免疫を回避する能力があり、ワクチンを3回接種したところで効果はないのは明らかです。
当然、全ての変異株が拡散されるわけではないですが、2週間に1回のペースで変異が起きていると専門家は述べています。しかし、そのほとんどは「遺伝子のコピーエラー」で自己崩壊していることは前回説明しました。
5~11歳接種、日本に申請へ ファイザーが政府と協議
(出典:2021年10月27日 Yahooニュース)
要するに、自己崩壊しないまままだ生き残っている変異株こそ、これからWHOが危険視し、それを各国政府やメディアが報道することで緊急事態宣言が発動され、3回目の接種や11歳以下の子どもに接種させる口実を与えるわけです。
今、感染者数の減少が続いていますが、各メディアが数字ばかりを並べている以上、完全に終息するとは思えません。衆議院選挙後、野党が政権を奪ったとしても数字を改ざんして再び国民を自粛させる動きが出てくると思います。
第5波のデルタ株が遺伝子のコピーエラーで自己崩壊し、小康状態になっているうちに新しいライフスタイルを取り入れるための準備をすることが必要です。気を抜くことなく、感染には最大限の注意をしていくことです。
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