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富裕層の税逃れvs徴税包囲網の赤裸々実態、海外節税の「抜け道」最新事情
(出典：2021年7月19日 DIAMOND online）
世界中で、資産を増やしている富裕層（日本円で1億円以上）は「金持ち難民」と呼ばれており、コロナ禍の中で彼らが安心して暮らせる国や地域は限られています。
バブル崩壊後の日本政府は、金持ちの資産を狙って税金で奪い取ろうとするので、現金や有価証券を抱えながら香港やシンガポール、そしてドバイと税金の安い国を求めてさまよい続けてきた人たちもいます。
最近は、キャピタルフライト、つまり資産の国外逃避さえも難しくなりつつあります。一方、日本を出なかった富裕層たちはタンス預金で何とか税金を逃れてきました。しかし、日本でも資産を守り切れなくなってきました。
残念ながら、国家は国民の幸福な生活のためには存在していません。つまり、日本政府は私たち民衆の生活を守ってくれないということです。政府が、国民の幸せのために税金が必要です…」というのは税金を取るための口実でしかありません。
｢日本人はみんな貧乏になる｣岸田政権の"新しい社会主義"ではだれも幸せになれないワケ
(出典：2022年1月20日 PRESIDENT Online）
最近、「資本主義の崩壊が近い…」という報道が増えています。産業や金融は、「カネ＝資本」を中心に世の中は動いています。市場や店舗でお金を中心に売買が行われている以上、カネがないと不幸になります。
例えば、お金がないと必要なものは何も買えなくなり、商品やサービスの交換ができない仕組みになっています。地球上のあらゆる経済活動や金融、貿易、国家の財政までをも動かしているのが「カネ＝通貨」です。
何をするにしても、私たちはお金、つまり資金、元手、資本が必要です。カネがないと衣食住が維持できなくなり、カネがなければ物理的に生きていけない世の中になっています。だから、どうしてもカネを得るために何とか収入を得られる職業につき、事業を行っています。
これが「資本主義経済」と呼ばれている理由ですが、すでにこれまで説明し尽くしてきたように思います。これ以上の定義や講釈は必要ないと思いますので、難しい経済学の解説はしません。
これからの日本を、「アメリカ並みの高インフレ」が襲うかもしれない理由
(出典：2022年1月19日 Yahooニュース）
いずれにしても、私たちが毎日のように使っている日本円（現金、クレジットカード、電子マネーなど）は、いくら額に汗して嫌な思いをして働いても大して増えることはありません。しかし、親が資産家である場合、その子どもも資産家の一人です。
自分の力（事業、稼業、投資など）だけで資産家になった日本人は、いつの時代でも20％程度であるように思います。ところが、自分でカネを稼いだところで円という通貨そのものの信用度が落ちてきています。
私たちがいくらカネを貯め込んだとしても、その通貨の価値そのものが少しずつ下がっています。欧米諸国では5％以上も物価が上昇し、インフレ率が上がっています。日本は2％程度ですが、これからさらに食料品やガソリン代が値上がりするかもしれません。
金利上昇は待ってはくれない、そしていつかバラマキへの審判が下る
(出典：2022年1月17日 Yahooニュース）
「インフレ」が起きる原因、日本政府が国債を発行するために大量の紙幣を印刷して銀行に配ることで通貨の価値が下がるからですが、港湾や空港などで輸入・輸出品を捌く労働者が足りないことでも起きることがあります。
反対に、通貨が不足して経済の拡大が制限されることを「デフレ」と呼ばれています。日本は、1990年代後半から通貨の量が少なくなり、いわゆる「不況」が始まりました。その後、2020年からのころな危機で金融市場以外の産業はまともに利益を出している企業などありません。
そのような状況の中、私たちはまず生きるために生活や仕事を維持し、世の中を良くする活動や人生の目標を継続させなければなりません。少なくとも、2024年春頃の新券交換時期や2025年のグレートリセットまでは資金が必要です。
私たちが資本主義のシステムから逃げることのできない現実の世界では、カネそのものが好き嫌いでは判断できなくなっています。世界支配層は、長い年月をかけてこの仕組みを作り上げたことから、私たちは自分が持っている資産をしっかりと守り続けなければなりません。
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2022年2月10日
