ウクライナ女性が英ジョンソン首相に涙ながらに詰め寄る
(出典:2022年3月2日 TBS NEWS)
先週、NGOで働くウクライナ女性が、イギリスのジョンソン首相に涙ながらに詰め寄るシーンがありました。今回、NATOの中心国であるイギリスやフランス、ドイツはウクライナに派兵できずにいます。
結局、NATOはウクライナを見殺しにすることになったわけです。そのきっかけこそ、12月7日の電話でバイデン大統領とプーチン大統領が米露会談を開催した際、バイデンが「アメリカはウクライナには派兵しない。なぜなら、ウクライナはNATOの加盟国ではないからだ…」と語ったからです。
この時、プーチンは2月後半にウクライナに侵攻することを決断したと思われます。つまり、バイデンが意図的にウクライナ侵攻を誘発したということです。今後、日本でもこのことが注目されるはずです。
ウクライナ、極右指導者を軍の顧問に民兵組織の統率を強化
(出典:2015年4月7日 AFP BB News)
さて、ロシア軍の攻撃が2週間も続いている理由は、ウクライナ軍の中に混じっている数千人のネオナチ(民族主義者)が徹底抗戦を仕掛けているからです。ゲリラ集団「ステパーン・バンデーラ主義者」たちを全滅させない限り、戦闘は永遠に終わりません。
ウクライナのゼレンスキー大統領の降伏宣言は、全てこの「ネオナチ」たちにかかっていると言ってもいいと思います。彼らはウクライナ正教徒ではなく、第二次世界大戦でナチス・ドイツ軍と一緒に行動したファシスト思想の集団です。
普段は、ウクライナ西部の山岳地帯で活動していますが、反ロシア・反共産主義の軍人たちは市街地のバルコニーや屋上に隠れながら、「アゾフ大隊」のドミトロ・ヤロシを中心にロシア軍のヘリコプターや戦車を攻撃しています。
プーチンは、このネオナチを一人でも生かしておくと、後で報復を受けることになることを知っています。今回、アゾフ大隊の軍人たちは死ぬ覚悟で最後の戦いに臨んでいると思います。
映画『バンデラス ウクライナの英雄』 予告編
(出典:2019年5月9日 Youtube@TWAtrailer)
先週末、上記のB級戦争映画をアマゾンプライムで視聴しました。独立国家として承認されたドネツク州を舞台に、ウクライナ政府軍と親ロシア派の対立を政府軍側から描いています。
あくまでウクライナ側のプロパガンダ映画でしか過ぎませんが、ロシアとウクライナの関係についてざっくり勉強した上で観るにはちょうど良かったと思います。
一方、ロシア軍には「スペツナズ」という特殊任務部隊を持っています。アメリカ海軍のネイビーシールズのように、一人で10人相手しても負けないほどの戦闘力を持っています。アフガン戦争やチェチェン戦争で注目されましたが、今、アゾフ大隊と戦闘中であると聞いています。
ゼレンスキー大統領を狙う「暗殺部隊」の正体
(出典:2022年3月4日 CURRIER)
ロシア・ソチ冬季オリンピック後の2014年に、首都キエフのマイダン広場で起きた抗議デモでアゾフ大隊がヤヌコヴィッチ大統領(親ロシア派)の警護隊や警官隊を次々と狙撃し、500人以上が殉職したとされています。
通常の抗議デモで500人の警察官が死ぬことはないですが、結局、命の危険に晒されながらヤヌコヴィッチ大統領は国外に脱出しました。そして、3ヵ月後にポロシェンコ大(親欧米派)が大統領に就任したわけです。
現在のゼレンスキー大統領も親欧米派であり、ポロシェンコから政権を受け継いだ形になりました。要するに、「マイダン暴動」はウクライナのネオナチを支援するCIAやオバマ政権時のヒラリー・クリントン国務大臣たちが首謀者であることがわかっています。
人道回廊は実現するのか ウクライナとロシアが3回目の停戦協議開始
(出典:2022年3月8日 Yahooニュース)
だから、プーチンは執拗にウクライナの「中立化」と「非ナチス化」を要求しています。そして、クリミヤ半島とドネツク州、そしてルガンスク州をロシアに併合させようとしています。
それに対して、欧米や日本のメディアはプーチンの要求について教養の足りない日本人に対してわかりやすく報道していません。「コロナ騒ぎ」と同様、都合の悪いことは国民に知らせず、危険なワクチンを2度も接種させました。
今回も、重要な報道を流さないので、日本人の多くが寄付金を騙されています。その寄付金はネオナチに渡り、弾薬などで消費されています。反戦運動でプーチンを責めるのは間違いであり、欧米メディアに洗脳されているのは明らかです。
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