ChatGPTが変える働き方 AIリスクは増加へ【WBS】(2023年1月27日) Open AI イーロンマスク チャットGPT
(出典:2023年1月27日 YOutube@テレ東BIZ)
「ChatGPT」とは、OpenAIというIT企業が開発したAIチャットサービスのことで、人間の発話に対してAIが返答して対話することができます。私自身、この1週間でわかったことを書きます。
対話のテーマに制限はなく、ユーザーの質問やリクエストに対してAIが適切と判断した模範回答が返ってきます。ただし、ChatGPTが学習しているのは2021年末までの情報であり、質問によっては回答が最新のものではない可能性もあります。
「質問に回答する」という機能はGoogleの検索エンジンと同じですが、ChatGPTは単に知りたいことを教えてくれるだけではなく、質問に応じていくつかの選択肢を示したり、課題や懸念を伝えたり、よりよい状態に向けてのアドバイスをしてくれます。
Googleの会話型AIサービス「Bard」はなぜChatGPTに後れを取ったのか?
(出典:2023年2月14日 ITmediaMOBILE)
まるで、専門知識を持った人が考えているかのような回答なので、ユーザー数で世界1位の検索エンジンGoogleの経営陣が事業に対する深刻な脅威への警戒を示して「コード・レッド」を宣言したと報道されています。
結論から言うと、ChatGPTの登場で私たち人類の思考や行動などがさらにビッグデータ化されて、世界支配層は監視社会の実現に向けて自信を取り戻すことになりそうです。そもそも、AIというのは定義のことで、実際には「高度なアルゴリズム」であると考えられます。
問題は、AIと呼ばれる存在が人類の許可なく勝手に答えを見つけ、問題を解決しようとすることです。世界経済フォーラム(ダボス会議)は、人間ではなく、AIを世界政府の運用に導入しようと考えています。
つまり、AIが自動的にリーダーシップを取るようになり、人類はやがてAI=世界支配層に痛みのない奴隷にされ、全体主義的な流れでプライバシーや所有の権利を失う可能性があることを知る必要があるということです。
このような自由を奪われる出来事は、おそらく数万年ごとに繰り返されているかもしれません。私たちが学校で習った歴史はせいぜい数千年であるため、その前の地球文明について科学的に解明できなくなっています。
日本人の3分の1は日本語が読めない!? 量産される「AI未満人材」
(出典:2019年10月25日 日経ビジネス)
いずれにしても、AIの導入で私たちの脳は大きな影響を受けることは避けられなくなると思います。この30年を振り返ってみても、ITや半導体の進化で便利になったことで日本人は日本語の文脈が読めなくなりました。
具体的に言えば、物事を理論的に考えることや他者への理解ができなくなり、理性が働かなくなりつつあります。例えば、本を読まなくなったので自分の言葉で書くことができなくなりました。つまり、リーディング不足でライティングが弱くなったということです。
ちなみに、リスニングをテレビやユーチューブでしていてもスピーキングの質が上がることはありません。番組内容のレベルが低ければその人のレベルも落ちるので、インプットとアウトプットは相関関係にあるという証拠です。
実は、教育は学校だけの専売特許ではなく、親が子どもに大切なことを伝えるだけでも教育です。若い世代の周りには、本当に学べる大人がいなくなっています。そして、学び続けている大人がいないのが現状です。
「裕福であればあるほどマトモ…」だと思い込んでいる日本人が多数の中、学べない大人や組織についていくと悲惨な未来が待っています。教育が、社会的問題を解決する上で重要な役割を果たしていることは家庭や学校では教えてくれません。
「楽しければいい、面白ければいい、自分さえ良ければいい」を人生のモットーにする若者が増えたのは、親や周囲の大人が「今だけ、金だけ、自分だけ」を追いかけているからです。近い将来、彼らは自ら奴隷の道を歩むようになります。
だから、このことを理解している人はすでに社会から距離を取り始めています。なぜかと言えば、彼らはいざとなったら自分可愛さに平気で職場の同僚や友人、配偶者、そして我が子を見捨てるからです。
そして、これからあらゆる物事が妄想であることに気づかず、有害なワクチンを接種したり、健康に被害をもたらす食品を食べ続け、野球やサッカー、オリンピックなどを観戦して楽しもうとするはずです。
ChatGPT: Optimizing Language Modelsfor Dialogue
(出典:ChatGPT)
Wolfram|Alpha 計算知能
(出典:Wolfram|Alpha)
2023年はAI拡大の始まりの年であり、数年後にはAIが社会のあらゆる分野で活用されるようになり、生活インフラの一部になるものと考えられます。そのためにも、誰でも使えるような一般に公開されている日本語対応のAIを体験してみることです。
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