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英語よりスペイン語で話したいと思った瞬間

試験準備中の多忙な多民族学生
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アメリカ在住20年の日本人の友人が「日本にいた時はGLAYや米米CLUBなんかをよく聞いていたけど、アメリカに来てしばらくしてから全く聴く気がなくなった」と語っていた話を急に思い出しました。

 

日本的なロックの感性というのは、いつも青空でサンサンと太陽が輝いているカリフォルニアとは対極にあるため、私自身、そういう心境になるのはよく分かる気がするわけです。

 

そんなカリフォルニアでの生活ですが、私が7歳の時に単身渡米し、すぐに現地の小学校(ボーディングスクール:全寮制の寄宿学校)に入学したわけですが、幼な心にも生活を始めた直後は色々と大変であったのを今でもはっきりと覚えています。

 

まず英語という言語がほとんど分からなかったので、英語の基礎は家庭教師をつけて勉強してきましたが、最初は世界中から入学してきたクラスメートがスペイン語で話しているのか、中国語で話しているのか、標準的なアメリカ英語で話しているのか、その区別さえできませんでした。

 

それからセメスター(4ヵ月)が終わってから、英語の授業で理解できなかったことは日本語にする、という習慣が定着したわけですが、しかもそんな状況で日本語を話す一人もいない中、さすがにホームシックにかかってしまいました。

 

当然、この当時はとりあえず分かりやすい英語で話してくれる先生やルームメイトたちがすごく有り難かったのを覚えています。少なくてもドミトリーやクラスの中は全員英語ができるので英語で会話していました。

 

しかし、それも「ゆっくり英語で話してもらえている」という感じはどうしてもあった上に、私に気を使ってわざわざ簡単な英語で話してくれる内容がわからなかったりすると本当に申し訳ない気分になったものです。この頃、自分のことをこの学校で最も能力が低い生徒であると思っていました。

 

ところが、1年も辛い思いをしながらもしばらく生活しているうちに英語レベルがクラスメートと遜色なくなり、自分から積極的に発言することにも慣れてきました。

 

ある日、スペインから来ていたクラスメートERASMUS(欧州の留学制度)の学生と英語で話している時に「今この人とスペイン語で話したい」と初めて思ったことがありました。なぜなら、彼の話す英語がどうしてもスペイン語に聞こえてしまい、訛ってる上に英語が流暢すぎて何言っているのかが全くわからなかったからです。

 

そこで、授業にもスペイン語を学ぶ機会があったことで、試しに何とかスペイン語で話してみることにしました。私と違い、スペイン人の彼は短期滞在ということでそんなに英語が話せるわけでもなければ、そんなに熱心に勉強しているわけでもなく、彼の英語と私のスペイン語のレベルが同時に上がっていき、だいたい釣り合っていたわけです。

 

私やスペイン人の彼にしても、絶対的な語学力はどう考えても母国語の方が上なのですが、それでも英語とスペイン語のミックスで会話した方がスムーズであったことは紛れもない事実でした。つまり、快適にコミュニケーションするには絶対的な語学力の高さよりも、お互いの語学力の相対的なレベル差が少ないことのほうが重要であるということです。

 

今現在、そのクラスメートたちはそれぞれの国で暮らしており(何人かはそのままアメリカで暮らしている)、様々な分野で活躍していることを耳にすることがあります。ある人は欧州系グローバル企業のCEOになり、ある人は大臣級の人材として国政で権力を振りかざしていると言います。

 

私自身、今は思っている以上にスペイン語が下手になっており、元クラスメートたちとコミュニケーションを取れないような気がしますが、彼らが来日した際には昔話に花を咲かせるだけでもよしとしましょう。

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