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中国人民解放軍の動きと、感染蔓延で動けない米軍

更新日 2020年5月6日

 

期待集めた病院船に起きた予想外の事態 新型ウイルスで米海軍も苦境に
2020年4月29日 朝日新聞GLOBE+へのリンク画像です。

(出典:2020年4月29日 朝日新聞GLOBE+)

 

今回のテーマは、アメリカ海軍や海兵隊が新型コロナウイルスの蔓延で動けなくなっている状況を利用し、中国人民解放軍が軍事的に水面下で積極的な動きを見せていることです。

 

アメリカ海軍の艦船内に乗務している兵士の多くが新型コロナウイルスに感染し、4月23日の段階で感染が広がった艦船は27隻もあり、そしてインド太平洋地域に配備されている原子力空母4隻にも及んでいると報じられています。

 

現在、各艦船や空母は世界各国のアメリカ海軍基地(在日米軍は横須賀港)に停泊していますが、感染の拡大は海軍の作戦能力に大きな影響を与え、十分な展開力が発揮できなくなる可能性が指摘されています。

 

特に、原子力空母に乗組している兵士たちが感染したことの意味は大きく、空母は世界唯一の超大国であるアメリカの軍事力の象徴であると同時に、中国や北朝鮮、イランの脅威を抑止するための戦力であるということです。

 

今後、ウイルス感染の拡大はアメリカ海軍による空母の運用に深刻な影響を及ぼす恐れが高まりつつあります。また、アメリカ海軍以外にもフランスや台湾の海軍艦船に乗務している兵士たちにも感染者が多数いると報じられており、作戦が遂行できるかどうか懸念されています。

 

さらに、米軍全体の感染者は海軍が最も多いですが、陸軍や空軍、海兵隊、各州の州兵、そして沿岸警備隊などその他の軍事関連組織でも多数の感染者が出ているとされています。

 

米空軍、戦略爆撃機をグアムから撤収 米本土からの運用に切り替えへ
2020年4月19日 産経新聞へのリンク画像です。

(出典:2020年4月19日 産経新聞)

 

米国、グアムに戦略爆撃機をまた展開
2020年5月4日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年5月4日 Yahooニュース)

 

そのような状況の中、国防総省(ペンタゴン)は「防総省は、当面の間、海外に展開している米軍兵士の移動を凍結し、いかなる軍事演習計画も中止し、新兵全員が同じ新兵訓練所に配置することを禁止する」という、抜本的な対応策を明らかにしています。

 

さらに、米軍はグアムにあるアンダーソン空軍基地から、戦略爆撃機(戦闘機)の撤収を始めていますが、再び戻ってきていると報じられています。この空軍基地ではこれまで戦闘機の部隊を配備し、南シナ海や台湾周辺、さらに北朝鮮や西太平洋全域における敵対勢力の動きを牽制していました。

 

撤収した戦闘機の部隊は、アメリカ本土北部のノースダコタ州にあるマイノット空軍基地に異動になり、これまでの任務にあたることになりました。こうした動きは、戦闘機部隊の維持はコストは高すぎるとして削減を要求していたトランプ大統領の意図を反映したものであると思われます。

 

ところが、アジアからは遠いノースダコタ州からの戦闘機による爆撃(ストライク)は、アジア太平洋地域での米軍の影響力を弱めることになるのは明らかです。つまり、トランプ大統領は日本や韓国から米軍基地を本気で撤収したいと考えているわけです。

 

実は、私は2022年に沖縄にある米軍基地が撤退し、2026年には全ての在日米軍が撤退を完了するということを10年前から聞いています。そういうことが予測されると、国防についてゼロから考えていく必要が出てきます。

 

「新型コロナ危機の悪用」と非難高まる中国軍の動き 南シナ海で活発化
2020年4月26日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年4月26日 Yahooニュース)

 

一方、中国にとっては覇権国になるために絶好のチャンスが訪れたと言えます。しかし、中国人民解放軍にも新型コロナウイルスの感染者が多数出ています。また、ロシアは陸軍兵士の多くが感染しているものの、影響は限定的であると報道されています。

 

いずれにしても、米軍がアジアから撤退していくことは中国やロシアが覇権国として勢力を拡大するには絶好のチャンスとなっています。実際に、中国は4月20日までにフィリピンやベトナムなどと領有権を争っている南シナ海のパラセル諸島に中国の行政区を新設すると発表しています。

 

さらに、それ以外にもこの海域内での軍事的な動きを加速させています。ただし、中国がアメリカに対してすぐに軍事攻撃を行うことにはなりませんが、人民解放軍の幹部たちの間ではチャンスを逃すべきではないとの声も出てているようです。

 

人民解放軍がすぐに軍事的な攻撃を行うとは思えませんが、こうした過激な論説に同調する人民解放軍内部の声があることは間違いないようです。コロナ収束後、世界情勢はこれまでの常識はほとんど通用しない世界に突入しつつあります。

 

その意味では、日本人は既成観念の枠を外し、あらゆる可能性について考え、そのために準備していくことが求められているように思います。

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