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第2回米朝首脳会談で見られたトランプ大統領他3人によるアメリカ白人の精神

新たに見つかった北朝鮮の核施設の場所を表した画像
新たに見つかった北朝鮮の核施設の場所 中央日報

米国が発見し北朝鮮が驚いた新たな核施設の場所は「分江」
2019年3月5日の中央日報日本版へのリンク画像です。

 

この中央日報の記事をしっかり読むことで、第2回米朝首脳会議でトランプ大統領と金正恩委員長が交渉決裂で終わった理由と経緯を知ることができるものと思われます。

 

日本のマスメディアの報道の多くが、平壌(ピョンヤン)郊外の降仙(カンソン)核濃縮施設をアメリカが廃棄するよう要求したと書いていましたが、実際には東倉里(トンチャンリ)の隣の分江(プンガン)の核施設を廃棄するように要求したことがわかりました。

 

今回、アメリカ側の交渉役であるボルトン補佐官とポンペイオ国務長官、そしてトランプ大統領の3人は、向こう側に座っている金正恩委員長に対して、敬意を払い、穏やかに会談を進めたわけではなく、最初から上手に話を持っていくという感じではなかったと思われます。

 

そして、アメリカ側は金正恩を厳しく追い詰めたわけでもなく、何とか折り合いを付けて妥協するわけでもなかったということです。しかし、金正恩を本気で怒らせることはせず、核実験と核ミサイルの発射実験の再開だけはさせないようにしたことがわかります。

 

私は、アメリカに25年以上も暮らしていますが、アメリカ人、特に白人ビジネスマンの行動様式から判断すると、徹底した実験と観察を行うことをよく知っています。つまり、「まずはやってみなければわからない」という開拓精神です。

 

アメリカ側の3人は、北朝鮮の最高指導者である金正恩に対して、どこまで何を言えば怒り出し、席を立つかを実験し、観察したのではないでしょうか。結果的に、金正恩は非核化について相互譲歩に当たらないとして席を離れ、会場を出てしまいました。

 

結局、トランプは金正恩を決定的には追い詰めることはなかったことは、ビジネスマンとしてのトランプによるいつもの常套手段であって、交渉相手を最後まで追い詰めてはいけないという確信があったということです。

 

それは、トランプがこれまで多くの大型商業ビルと高層ビルを建設し、経営してきた人生哲学であり、仕事の出来ない役員のクビを切る時、柔らかく脅しながら相手を追い詰めないように気を配り、最後の温情を示しながら追い出すという手口であると考えられます。

 

つまり、交渉相手の逃げ場をつくってあげなければ、相手からは反撃を受けることになることを知っているということです。相手がどういう仕返しをしてくるかわからないというのは、同業者や契約相手に対しても言えることです。

 

相手に攻撃されるという、切実な人生経験から出ているからこそ、その後の記者会見でトランプは交渉決裂ではなく、会談は決裂したけれど再度話し合いをする、という戦略を選んだということでしょう。

 

次回は、2回の米朝首脳会議で見られたトランプ流の「Deal=ディール」と「ネゴシエーション=Negotiation」の違いについて書いていく予定です。

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