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日本社会の医療業界の本当のこと

 

オピオイド中毒で米J&Jに制裁金、薬依存の背景は
2019年8月27日の日経ビジネスへのリンク画像です。

 

アメリカの医療業界というのは、表向きには医師が患者のために存在しているように見えますが、実際にはカネのためだけに働いており、医学生時代の高額な教育ローンを返す必要があるというのが現状です。

 

一方、日本の医者のほとんどは、患者のために働いており、カネは二の次となっています。だから、日本の医者は安い給料でも一日中働きづめで、50歳前後で早死にするか、投資家として生きていくというニ択しか選べないように思います。

 

これまで頭脳をすり減らし、体力の限りを尽くしてきた元医師の多くは、できることはしたという清々しい気持ちがあり、後悔はないと考えているようです。それにしても、マスメディアによる医療についてのフェイクニュースに騙されている多くの日本人は信じないのかもしれません。

 

今、医療関連で大儲けしている企業というのは、健康食品や水素水、そして全く効果が見られない特殊医療という商品で代金を徴収しています。コラーゲンやプラセンタ、水素水などを一日中テレビなどで宣伝し、高額商品を売りつけているわけです。

 

他方、世界の製薬会社を支配しているのが欧米の銀行家たちなのですが、薬代がさらに高騰しているのが気になります。それと比べると、日本の保険保険制度はまだ最低限の機能は果たしているように思います。

 

50年前、日本の健康保険制度は「世界の奇跡」とも呼ばれてきましたが、今日に至るまで政治家や官僚たちは壊せるだけ壊してきたわけです。大学の授業料がロケットのように値上がりしています。

 

50年前に大学生であった現在の70代は、学力さえ高ければ有名大学へ入学できたということです。しかし、現在の有名大学に通う学生のほとんどが授業料を支払える大企業のサラリーマンの子どもか、企業経営者の子どもだけになっています。

 

東大や北大に入学した学生でさえ、授業料が払えなくて「名前だけ奨学金」の学生ローン返済の重圧で苦しんでいるのが現状です。したがって、程度の低い30代以下はほとんどが大企業サラリーマンの子どもであるということです。

 

一昔前、村一番の勉強ができる子は商店街を中心にお金を出し合い、町全体でその子を応援していたこともありました。ところが、今となっては全てアメリカが日本人同士を分断させ、統治した結果通りになってしまいました。

 

これをひっくり返そうという思いから、私は毎日のようにコラムを書いているわけですが、1日平均1000人ほどにしか読まれないため、社会的な影響力はほとんどないものと思われます。それよりも、知って欲しい人々に届いていないことが残念でなりません。

 

それはさておき、日本ではオピオイドの乱用はないようですが、その理由を次回に伝えたいと思います。

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