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「逃げ切り世代」ですら逃げ切れない日本、インフレ時代の資産防衛策は必須に
 (出典:2023年6月1日 Yahooニュース)
普通のサラリーマンでも、米国株や為替レートなどで資産を増やした人たちが大勢います。また、金(ゴールド)の現物を保有し続けて売るかどうか悩んでいる人たちも意外と多いと思います。
株価や金価格が下落するたびに不安になり、このコラムを読むようになった読者の気持ちを和らげていることを私は知っています。さらに、保有している不動産を売りたいと考えている人たちにも何らかのヒントを与えていることも最近知りました。
ある程度の金融資産を持つ人たちの間では、日本に希望が見出せず、英語を勉強して海外に移住することに直結しているように思います。そもそも、海外に住むことにはそれほど関心がないようで、それよりも資産が目減りしていくことを不安に感じているわけです。
東京のマンションはまだ安すぎる…23区内の「億超えタワマン」を買い漁る中国人富裕層たちの本音
 (出典:2023年6月6日 Yahooニュース)
特に、不動産の価値が下がることを怖がっている人たちが多いのは、何らかの前兆であるように思います。メディアは、外国人投資家が大都市にあるタワーマンションやリゾートのコンドミニアムを高値で購入していると報道していますが、しかし騙されているのは外国人のほうです。
なぜかと言えば、これから先の日本に明るい未来などないからです。ただし、ドル資産もFRBが利上げを停止すれば今度は円高に向かっていくので米国株などは早めに売却する必要が出てくると思います。
一方、10年ぶりに新しい日銀総裁が就任したことで、ゼロ金利や金融緩和政策も終わりに向かっています。つまり、日本国内の住宅ローンの金利も上がっていくことになり、金融引き締めで景気はさらに悪化していくのは確実です。
定年後は海外で悠々自適……その前に語学力と生活力は?
 (出典:2020年3月4日 日経ビジネス)
最近、私たちAtlasへ相談される内容で増えていることは、「海外移住」に伴う必要なことについてです。当然、言語の問題が最も多いですが、そもそも現地の言葉でコミュニケーションを取れなければ何らかの軋轢が起きることは避けられません。
カナダやオーストラリアなどの英語圏では軋轢が少ないかもしれませんが、東南アジアでは英語を話せないのが当たり前で、一般的な日本人なら金銭面で騙してくるのが前提でコミュニケーションを取ることになります。
日本以上に「全てカネ次第」という考え方も、地域によっては強く感じられることもあり、強いストレスを感じるようになるかもしれません。結局、ある程度現地の言葉を話せるようになってから、一度その国に調査に行くことです。
複数の地域で生活しながら、自分の中の違和感で判断していくのが正しいやり方です。言葉が一切通じないというのは絶望的で、自分で嵐の中に向かっていくようなものです。そもそも、なぜその国や地域を選んだのかを振り返ってみてから決めていきます。
富裕層の海外移住先「人気10カ国」リスト!税制メリット、必要資産額、滞在義務など完全網羅
 (出典:2023年5月5日 DIAMOND online)
もしあなたが専門的な知識や技術を持っている場合、その国ですぐ活躍できることがあります。親日派が多い国では、日本人というだけでも話を聞いてくれることもあるほどです。2019年に発表したジャパンブランド調査では、タイやベトナム、マレーシアでは、95%以上が「日本を好き」と回答しています。
シンガポールやインドネシア、インドの90%以上も「日本が好き」と答えており、まずは調査だけでも価値があるように思います。お子さんがいる場合、日本国内で英語や外国語を学ぶために外国人と触れる機会を増やしておくことです。
また、早くから海外留学させておくことも将来性が上がります。日本で保有している土地が物件を売却し、できるだけ多くを現金化することでより良い生活環境が確保できると思います。しばらく日本でマンションを借り、子どもたちを先に留学させて様子を見ることもできます。
いずれにしても、本当に海外で生活できるのかを体験することで現実味は増してくるものです。文化や生活、習慣など慣れている日本から離れなくない気持ちもわかりますが、まずは客観的に国内外の情勢を分析することです。
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