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ロシアが目論む「金本位制の復活」。BRICS共通通貨は本当に米ドル支配を終わらせられるか
 (出典:2023年7月13日 BUSINESS INSIDER)
結局、新しく誕生する予定の「BRICS通貨」も米ドルと同じ不換紙幣であり、金本位制が導入されるということではありません。
BRICS加盟国が保有する金(ゴールド)で担保(保証)されるだけであり、穀物や原油、天然ガスなどの商品(コモディティ)は含まれていないわけです。
要するに、BRICS加盟国が通貨を発行するのではなく、あくまで政府間での取引で使われる通貨に限定されることがわかっています。その代わり、「BRICS債券」という国債(借金証書)が発行されることになりそうです。
加盟国であるロシアや中国、インド、ブラジルの超富裕層しか買えないBRICS債券は、解くに中国のような一刻独裁国家では発行されていません。中国人は、国内企業の株式や不動産に投資してきました。
中国国内の銀行では、米国債や日本国債を買うことができないので、債券が売り出されると同時に巨額のマネーが動くのは間違いありません。このことは、ロシアやインド、ブラジルでも同じことが言えます。
西欧諸国につきまとう「植民地支配」賠償の悪夢 アジア、アフリカ諸国からの賠償要求は今後も続く
 (出典:2023年7月7日 東洋経済ONLINE)
一方、加盟国の南アフリカは昨年末に再選したラマポーザ大統領が中心となり、アフリカ連合(AU)に加盟する55ヵ国にBRICS債券を買わせようとするはずです。最近、ニジェールなどアフリカ諸国が宗主国であるフランスやイギリスの傀儡政権をクーデターで転覆させる動きが増えています。
長い間、欧米諸国に植民地にされてきたアフリカ人たちは、軍事面でロシア、経済面で中国についたことで西側諸国から離れようとしています。しかし、ロシアはプーチン体制の懸念や中国は大洪水で暴動が起きています。
いずれにしても、アフリカ諸国にとって白人による植民地支配の恨みはそう簡単には忘れることができないと思われます。BRIC「s」の一角である南アフリカにしても、経済的にはまだまだ貧困状態が続いています。
2010年にサッカー・ワールドカップを自国開催した南アフリカですが、経済成長の期待には応えられていません。だから、BRICsに加盟申請中のイランやアルゼンチン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ナイジェリア、エジプト、そしてバングラデシュなどが次の「s」になる可能性もあります。
40カ国以上が「BRICS加盟に関心」
 (出典:2023年7月21日 Reuters)
経済成長が著しいのはサウジアラビアやインドネシアで、アルゼンチンやトルコはハイパーインフレに苦しみながらもロシアや中国などの協力を得て、次の時代の主役に躍り出ようとしています。その他、40ヵ国以上がBRICS加盟に関心を持っているとのことです。
それに対して、日本は西側諸国から離れられずに金融危機が起きたアメリカや、戦争中のウクライナに資金援助をさせられています。それでも、「対米従属」の方針を変えない自民党や経団連、そして洗脳された日本の個人投資家などは米ドルを支え続けています。
日本人の戦争贖罪意識もGHQが植え付けた その結果生まれた自民党の対米奴隷化と媚中
 (出典:2023年8月13日 Yahooニュース)
80年も続いたアメリカ覇権は衰退し始めており、500年も世界をリードしてきた西洋文明はいよいよ終焉を迎えています。しかし、どうしてもアメリカと一緒に無理心中したい、という日本人独特の神風特攻隊のような精神がまだ生きているようです。
8月22日以降、どれほどの日本人がアメリカについていくことがリスクであり、資産を失いかねない、と本気で考えるのでしょうか?1980年代のバブルで大儲けし、もう40年以上も富裕層である老人たちを恨む若者は多いと思います。
ところが、このまま立場がひっくり返ることを期待する若い人たちが世界の大変動についてこれるとは思えません。意外にも、ワクチンを何度も接種している者が多く、英語や外国語を読めない割合も高いのが現状です。
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