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アメリカによるイランへの攻撃(空爆)が迫っている②
 「911と同じような自作自演攻撃」

ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐とトランプ大統領
ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐とトランプ大統領
Image fromNewsweek

 

前回の続きですが、その後、イランの支援を受けたイエメンの武装勢力によるアメリカ軍の攻撃が迫っているという情報が入ってきました。

 

イスラエルの新聞によると、シリア南部に駐留する米軍特殊部隊の基地を、イランが支援する民兵組織が攻撃する可能性が高まっているということです。

 

シリア南部の米軍特殊部隊がいる基地は、昨年の12月にトランプ大統領のシリア撤退宣言によって撤退対象になっていましたが、未だに撤退してはなく活動を続けています。そして、アメリカ国務省は、イランの隣国イラクの首都バグダッドにある領事館の職員に対し、国外に退避するよう指示したと発表しています。

 

退避は緊急性の低い職務にある職員が対象で、民間の交通機関で一刻も早くイラクを離れ、イラクにあるアメリカの関連施設にも近づかないよう求めています。トランプ大統領の承認を得ないまま戦争準備を進めている可能性が高く、イラン周辺で何らかの武力衝突があってもおかしくない情勢になっています。

 

さて、私だけではなく多くの欧米系シンクタンクの分析では、イランの支援する武装勢力の米軍の攻撃情報や、タンカーやパイプラインが攻撃された今回の一連の事件にはどうしても不自然な部分があるように思うわけです。

 

就任直後から、同盟国に圧力をかけ、イラン産原油の全面的な禁輸を実施しているトランプ政権は、商船がイランの攻撃を受ける恐れがあるとして空母打撃部隊と爆撃機をペルシャ湾に派遣しています。

 

先週から緊張が高まっているこのような状況の中、アメリカが警告したようにタンカーが攻撃され、シリアの米軍基地への攻撃が迫っているというのは、タイミングが揃い過ぎるというしかないわけです。

 

イランの最高指導者ハネメイ師も、「イランは戦争をしない」ことを強く主張しており、イランがアメリカとの本格的な戦争を望んでもいない限り、このような無謀な攻撃を行うことはイランの命取りになります。

 

このような緊張した時期に、イランが攻撃するとは非常に不自然であり、またもや2001年9月11日に起きた「アメリカ同時多発テロ事件」を思い出してしまいます。

 

1979年にイラン革命が起こり、イランがアメリカと敵対的な関係になって今年でちょうど40年が経ちましたが、これまでイランは経済制裁を含むあらゆるアメリカの挑発と圧力に耐えてきました。イランを挑発するために、アメリカがペルシャ湾に空母打撃部隊を派遣したのは一度や二度ではなく、その度にイランは自制し、挑発に乗ることはなかったわけです。

 

一方、アメリカは国内経済が悪化するたびに戦争経済を引き起こしてきた覇権国なのは誰の目にも明らかです。1960年代にベトナム戦争介入の口実を作るために自作自演した「トンキン湾事件」など、多くの事件や紛争、そして戦争のきっかけをつくってきました。

 

最近では、中央アジアの親ロ政権が転覆された「カラー革命」や中東の独裁政権が崩壊した「アラブの春」などが有名ですが、「アメリカ同時多発テロ事件」も自作自演の疑いがあり、アメリカが外交政策を実現するための重要なツールになっています。

 

そのように見ていくと、今回のタンカーやパイプラインへの攻撃、さらに警告されているイランへの攻撃などは、何らかの演出である可能性があり、戦争を望まないイランに対して一方的に武力衝突を行うことを望む勢力が介在していたとしてもおかしくないということです。

 

特に、トランプ政権内でイランとの戦争を望むのはボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐で、2月末に開催された第2回米朝首脳会談を物別れに誘導したのもボルトンであったわけです。ブッシュ政権時の国連大使であったボルトンは、アメリカの覇権維持のためには戦争も辞さない最強硬派として知られています。

 

このように、トランプ政権でも北朝鮮やベネズエラ、そしてイラン相手にことあるごとに軍事介入を強く主張しています。4月30日にベネズエラで起きたグアイド国会議長によるクーデターは、ボルトンのチームが画策したものだともされています。

 

このような喧嘩腰のボルトンに対してトランプ大統領は、「ボルトンはアメリカを戦争に引き込みたいようだ」と発言し、不快感を表明していますが、「良い仕事をしている。確固たる考えをもっていることに問題はない。私が彼の考えを和らげることも構わない」とも語っており、ボルトンの強硬姿勢を緩和させたいという思いもあるようです。

 

ボルトンの軍事介入も辞さないとする強硬な姿勢について考えてみると、トランプ政権内外のボルトンの影響力も個人的な人間関係の及ぶ範囲に限定されており、さほど恐れる必要はないかもしれませんが、トランプ大統領がボルトンを解任してしまえば、それでボルトンの影響力は失われるはずです。

 

ところが、実はそうではないようで、ボルトンの背後にはトランプ大統領も無視できない巨大な勢力が存在し、この勢力はトランプ政権にも大きな影響力を持ち、政権の外交政策を主導する勢力にもなっているということです。

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