米北朝鮮の挑発に“備えは万全”と強調 北朝鮮をけん制
どれだけの日本人が気づいているかどうかわかりませんが、9月頃から首都圏や九州に駐屯する在日米軍の動きが慌ただしくなってきています。軍人や最新軍事兵器がアメリカ本土から次々と運搬されており、軍備が増強されています。
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ところが、日本語であってもこのような報道記事を見事にスルーしてしまうのが日本人であるわけです。とにかく、世界が動くことには絶望的に好奇心や興味がないようです。
実際に、北朝鮮に対する米軍の動きが激しくなっているわけですが、日本のマスメディアは本当のことを報道することはないようです。
今後、北朝鮮と韓国の統一が実現することになれば、弾道ミサイルの命中精度が高い韓国の潜水艦と、北朝鮮の最新弾道ミサイル技術が組み合わさることで、当然、標的が日本ということになるということです。
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アメリカ政府や米軍の動きですが、東アジアに「海軍」の大部分が集結し始めています。ところが、在韓米軍基地や在日米軍基地に所属する「陸軍兵士」の多くは次々と撤退しています。
2019年にアメリカ政府が発表した「新アチソンライン(米日台経済安全保障ライン)」では、欧州とアフリカにそれぞれ25%の陸軍兵士が残っている程度です。
米偵察機がまた韓国上空飛行 北朝鮮の監視強化
韓国メディアは、このように報道していますが、日本では平和ボケが続いているため、日本のメディアは騒ぐようなものでない報道記事を出している程度です。この記事は、韓国政府に忖度している在日朝鮮・韓国人記者が書いているように思われます。
今後、米軍がどのような動きを見せるのかを裏付けする私の見解をお伝えしたいと思います。まず、同盟国である韓国の上空を偵察すること自体が異例であるわけです。しかも国境がある38度線の端だけをを行き来して調査しています。
つまり、米軍は北朝鮮軍ではなく、韓国軍の動きを調査してるということです。韓国軍は、米軍の敵国になりつつあるということです。また、偵察機が日本領海の上空にとどまりながら、中国の様子もうかがっているようにも見えます。
いずれにしても、いよいよ北朝鮮と韓国が統一する方向に向いていきました。私は、新アッチソンラインが胡散臭く感じています。そもそも、「アチソンライン」とは、朝鮮戦争勃発直前の1950年にアメリカ政府が画策した「日米防衛ライン」のことです。
「中国・韓国・北朝鮮vs.日本」という未来
当時、韓国の李承晩(イ・スンマン)初代大統領は、竹島(韓国名:独島)を侵攻を命令しています。そして、朝鮮戦争終了後に李承晩の亡命を認めたのは、アメリカ民主党であったわけです。
要するに、「新アチソンライン(米日台経済安全保障ライン)」とは、朝鮮半島を除外し、新たに台湾を日米防衛ラインの内側に取り入れたラインであるということです。ここまで言えば分かると思います。
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