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集団免疫論に惑わされた英国の悲劇 EU離脱の影響配慮が裏目か 米研究所が死者6万6000人の予測
(出典：2020年4月8日 Yahooニュース）
「集団免疫」という方法については、イギリスが最初に提案しました。しかし、現地の動画を観ていると必ずしも上手くいってないように思われます。
ジョンソン首相は、提案した「集団免疫案」を5日後に撤回し、方針を都市封鎖（ロックダウン）に変更しましたが、時すでに遅しで感染者数と死亡者数を増やした結果となりました。そして、本人も感染してICU（集中治療室）に収容されていましたが、一般病棟に移れるまでに快復したようです。
一方、日本でも7都府県に「緊急事態宣言」が出されましたが、感染する人が日に日に増えていると報道されています。PCRなどの抗体検査の精度が良くないこともあり、正確に診断できていないのが現状です。
つまり、誰がまだ感染していないのか、誰が感染してすでに人体に抗体を持っているのかが、全くわらないので安全が担保できない状況で私たちは生活しているわけです。
現時点では、なるべく感染しないようにできるだけ免疫力を高めるしかありません。あるいは、ピークを過ぎてからかわざと感染して自分の体内に抗体をつくるに限ります。結果として、欧米諸国で重症化した人が増えたのを見ると「集団免疫」という概念は早すぎたということです。
108兆円規模のコロナ緊急経済対策が「看板に偽りあり」といえる理由
(出典：2020年4月8日 Diamond Onlin）
政府は、7都府県で生活している人たちをパニックにさせないよう、「経済活動の自粛」と言いながら完全な停止を回避しています。ただし、安倍政権は108兆円を一部にしか配らないことは明らかです。
当然、優先順位としてカネを出す先は、まず経団連企業に勤める人たちからです。そして選挙で勝つために自民党員や公明党員、つまり創価学会員にも配っていくと思われます。要するに、80％の日本国民の手には渡らない幻の給付金ということです。
日本に存在する新型コロナウイルス感染拡大の「危険要素」とは＝中国報道
(出典：2020年4月8日 exciteニュース）
いずれにしても、諸外国と比べて感染者数や死亡者数が極端に少ないのは「手洗い」や「うがい」などを習慣としてきた日本人の衛生意識が高いことや、そして、どうやらマスク着用に効き目があったのは明らかです。
新型コロナウイルスが世界的に蔓延する以前は、CDC（アメリカ疾病センター）やWHO（世界保健機関）は「マスクは意味がない」と公表していました。しかし、その後は被害が少ない日本人がマスクをしているのを見て、欧米人もそれを真似するようになったわけです。
日本のマスメディアは全く報じませんが、保健所や衛生研究所などの行政の働き、感染症指定病院の力に助けられているのが現状です。政府は、これらの施設にもう少し労いの言葉をかけるべきです。
しかし、政治家や官僚、自治体の役人たち、つまり政府（行政）の立場からすると自分の下部組織のスタッフとしか見ていないので、今後も感謝の意など示すこともなく、最終的には夕張のように破綻することで彼らのほとんどが無職になるということです。
最後に、BCGワクチン接種が日本の感染者や死亡者が少ないことに関係しているのではないかという仮説があります。まだ確たる証拠はありませんが、ウイルスと5Gの電磁波との関係についても突き止める必要がありそうです。
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2020年4月10日
