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ロシアを過剰に怖がる欧米人の感情と新世界秩序(NWO)

更新日 2022年3月19日

 

ウクライナ侵攻の本質…プーチン氏の「ユーラシア主義」とは? 浅田彰氏・先﨑彰容氏と既存秩序が崩壊する時代を考える
2022年3月15日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2022年3月15日 Yahooニュース)

 

今回のウクライナ侵攻によって、どれほど欧米人がロシアを恐れているのかが明らかになりました。実は、ナポレオンが生きていた300年も前から西ヨーロッパに住んでいた人たちはロシアが侵攻してくることに怯えていたわけです。

 

ロシアのウクライナの軍事侵攻がきっかけとなり、欧米では第三次世界大戦さえ予感させる危機的な状況になっています。同じキリスト教圏(ロシアは正教会)でありながら、3世紀も不安を抱える理由について考えていきたいと思います。

 

ウクライナ戦争はヨーロッパの戦争であるため、地理的に近いヨーロッパ人への影響が最も大きいことは間違いありません。昔から、ヨーロッパ人たちは聖書の預言から、この世の終わりにロシアが関係してくると思い込んできました。

 

政治家だけではなく、カトリック教会の修道士や商店主、普通の農夫までが、旧約聖書のエゼキエル書と新約聖書のヨハネの黙示録に登場する神に逆らう勢力「マゴグのゴグ」が、ロシアから現れると信じているわけです。

 

米伝道師、ウクライナ侵攻はイエス・キリスト再臨の兆しと主張
2022年3月9日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2022年3月9日 Yahooニュース)

 

創世記では、マゴグはヤペテの子とされており、一般的にマゴグ(地名)はロシアであり、ゴグ(人命)はプーチン大統領であると信じられています。第二次世界大戦終了後に始まった「米ソ冷戦」ですが、西ヨーロッパの人たちの間でソ連軍が侵攻してくるという共通した概念があったようです。

 

彼らによると、ソ連軍は北欧から侵攻してドイツにも進軍してバルカン半島諸国と合流し、イタリアやギリシャにも侵入してくると信じられていました。バチカンは占拠され、枢機卿や司教も犠牲になるという妄想もありました。

 

その後、ヨーロッパを軍事的に包囲するためにフランスやスペインを攻略し、大西洋まで進軍することでロシアは共産主義思想を広めようとするということだと本気で思われていたようです。

 

また、米ソによる核開発競争が激しかった1960年代には、ソ連ろアメリカが戦争に突入してヨーロッパが戦場になるとも思われていました。現在でも、欧米人のロシアに対する悪い印象を利用して、主要メディアはロシアを悪者にする「プロパガンダ・キャンペーン」を実施しています。

 

第一次世界大戦後には、共産主義者と国家社会主義者の革命が始まり、1917年におきたロシア革命のようなことがドイツやフランス、イタリア、イギリスで起きると考えられていたこともあります。そのきっかけとなるのがソ連軍の侵略であるということです。

 

さらに、ヨーロッパ全土で飢饉が起こり、人々が飢餓に苦しむ描写も出版物などで描かれています。人々は、たくさんの死体が市街地に転がり、家から怯えながら出てくることや、死体が荷車に集められて集団墓地に埋葬されるといったこともイメージしてきました。

 

ロシアの侵攻を恐れていた多くがドイツ人であることから、ソ連に2度の大戦で敗北したことがトラウマになっていた可能性が高いと思います。そして、そのドイツに侵略されたフランス人も、ある程度のトラウマを抱えているのは明らかです。

 

ドイツ各地で大規模反戦デモ 12.5万人参加
2022年3月14日 AFP BB Newsへのリンク画像です。

(出典:2022年3月14日 AFP BB News)

 

現在、ドイツやフランスには徴兵制度は存在しませんが、ウクライナ政府が18歳から60歳の成人男性に徴兵命令を出したことは「明日は我が身…」と思っているかもしれません。ロシアに石油や天然ガスを依存しているドイツ人は、パイプラインを閉鎖されることになればさらに恐怖心を高めることになりかねません。

 

ウクライナで積極的にロシア軍と戦闘しているのは正規軍ではなく、「ネオナチ」と呼ばれる民族主義者たちの軍隊です。ドイツで生まれた「ナチス思想」は世界各国でまだ残っており、多くの人たちが殺害されているのは皮肉なことです。

 

2年も続くコロナ禍の中で、誰も予想していなかったロシア軍によるウクライナ侵攻は、ロシアのことを知らない欧米人であれば誰もが恐怖でパニックになると思います。日本人の中にも、敗戦が色濃くなった1945年にロシア軍が突然宣戦布告して、樺太や北方領土を占領したことをトラウマに感じている人たちがいます。

 

当時、満州にいた日本兵の多くはシベリアに抑留され、多数の犠牲者を出したことは歴史の教科書で習ったはずです。しかし、最近のロシア人は温厚で大人しいイメージが定着し、以前よりも日ロ関係は改善しています。

 

プーチン氏「欧米寄り反逆者は排除される」、弾圧姿勢強める
2022年3月17日 Reutersへのリンク画像です。

(出典:2022年3月17日 Reuters)

 

いずれにしても、欧米人が持つロシアのイメージは現実的ではないものと思われます。聖書などに登場するロシアは、ヨーロッパに破滅をもたらす悪魔のような存在となっている。人間というのは、最初に見たり聞いたことをイメージに残す性質があり、概念を変えることが苦手です。

 

だから、子どもの時に親が言っていたことを信じている場合が多いわけです。旅行などでロシアに行った経験があればいいですが、生まれ故郷から出たことのない人はロシアを怖がり、過剰に憎むことになります。

 

このような感情を持っていると、西側メディアが極端にプーチンを悪人扱いする報道を観るだけでロシアに対する憎しみをさらに高めてしまい、二度と好印象を持てなくなります。このことは政治家や経営者にも言えることで、一度嫌な目に遭うと関係修復が不可能になることがあります。

 

結局、ロシアに対して敵意しか持たなくなり、ロシアの文学や音楽、料理、スポーツ選手にまで強い拒否感を感じてしまうわけです。この欧米人の感情を、メディアを使って利用しているのが世界支配層です。

 

一方、ロシアも欧米人の過剰な防衛本能に対して、警戒心を強めることがあります。SNS上でも、お互いに誹謗中傷し合ったり、敵視するようなことが続けば本当にロシアがヨーロッパに侵攻し、聖書の予言通りにイスラエルに大軍を引き連れて攻め込むことになりかねません。

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