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新紙幣の発表から推測できることは、「預金(引き出し)封鎖」と「資産課税」②

ハイパーインフレが続くベネズエラ。
ハイパーインフレが続くベネズエラ。 Image from Router

株式や生命保険などの証券は全て解約して整理するべきであって、タンス預金であっても新札に移行させられた瞬間に旧紙幣は紙クズになると思われます。なぜかと言えば、全財産をどこかの銀行に預けるしかない事態に追い込まれるからです。

 

金(ゴールド)や銀(シルバー)、そして白金(プラチナ)などの貴金属は、国税局や税務署によって差し押さえ対象となる可能性があります。また、海外に移住したとしても現地の領事館・大使館が追いかけてくるものと思われます。

 

現在残っている住宅ローンの金利も、これ以上インフレ率が高くなれば支払うことができなくなり、破産することになります。当然、昨年9月6日に北海道全土が停電した時と同じように、食料品や燃料、日常品の入手が困難になり、1万円札は紙クズ同然となるでしょう。

 

そして、最も懸念されているのが治安です。南米のベネズエラでは、ハイパーインフレによって多くの国民が命の危険に晒されています。この数年で経済状況は急速に悪化し、政情不安が重なりって首都カラカスを中心に「戦地以外の殺人率が世界トップクラス」と言われています。

 

デモも連日行われ、死者や怪我人で溢れ、インフレ率は年率162万%とも言われています。実際に、食糧難が起きており、人々は食物を求めて野良犬と一緒にゴミ箱を漁り、赤ん坊には米やパスタのとぎ汁を与えるしかない状況です。

 

必要最低限の薬も手に入らない状況の中、人々は強盗に怯えながら、朝から市場を回って食料品を集めています。多くの家には、有刺鉄線を張り巡らせ、警報装置が取り付けられています。海外へ出国したベネズエラ人には、一家離散が少なくないようです。

 

さて、日本人には遠い世界の出来事に思えるかもしれませんが、政府が少しでも順番を間違えればベネズエラと同様のことは起こりえるわけです。日本国民は、戦後経験したことのない災厄に見舞われるかもしれません。

 

外国で一度でもこのような経験をしていればまだ何とかなるかもしれませんが、一度も経験したことのない世界が実際に目の前に現れると、ただ呆然と途方に暮れ立ち尽くすことになるのは明らかです。

 

今、ベネズエラで起こっていることは、映画やテレビドラマの話では決してなく、2年ほど前から今現在まで続いています。私自身、自宅に有刺鉄線を張り巡らせ、警報装置を取り付けるなど考えたくもないことです。

 

私は、2003年に仕事でイラクのバグダッドに滞在した経験があります。戦時下でも人は食べるものがなく飢えると、全く別人のように凶暴になる特徴があります。食糧倉庫は襲われ、農家の畑も襲われることがあります。南米などでは、農家は自警団を組織している地域もあるほどです。

 

ハイパー・インフレ下で生きるためにお金が必要であれば、街ゆく通行人を襲うことを強盗というのは躊躇しなくなるのが普通です。何百万人もの人間が生きるのに必死になる世界というのは、いつ起こっても不思議ではありません。

 

特に、首都圏や関西圏、そして中京圏など、大都会ほどより悲惨な惨状になることだけは明らかです。米や穀物にしても相場価格は上昇することがわかっているので、農家やJAなどは物資を市場に出さなくなり、状況はより深刻になってくるものと思われます。

 

当然、そういった危機に直面した時、最重要課題は「食料の確保と家族の身の安全」、そして「生き延びるために正確な情報」が必要になります。つまり、情報リテラシーをしっかり身に付けておくことです。

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