83日間のマリウポリ攻防戦 ウクライナ兵ロシア軍に投降
(出典:2022年5月18日 Yahooニュース)
ウクライナ南部にあるマリウポリには、広大な面積を持つアゾフスタル製鉄所がありますが、深く掘られた地下でアゾフ大隊の兵士たちは83日間も立て籠り、ロシア軍に対してゲリラ戦を展開していました。
そして、そのほとんどが5月16日に降伏したと報道されています。ロシア側の発表では、赤十字の恰好をした衛生兵に誘導された260人以上の兵士たちが、白旗を掲げて捕虜になることを選んだことになります。
しかし、表情や人相でわかることですが、アゾフ大隊ではなくウクライナの国軍兵士であることがわかります。なぜかと言えば、アゾフ大隊のネオナチの人相は悪に満ちているからです。
また、このウクライナ国軍に紛れて米軍やイギリス軍、そしてカナダ軍の指導教官、特殊部隊の隊員たちも捕まって捕虜になっています。その他、志願兵(外国人傭兵)として世界中から傭兵がウクライナ軍に加わっていますが姿が見えてきません。
米軍がウクライナで作戦指揮の証拠をつかむルガンスク武装勢力
(出典:2022年5月19日 Yahooニュース)
日本からも元自衛官が参加していますが、おそらくアゾフ大隊と行動を共にしている可能性が高く、まだゲリラ戦を諦めていないように思います。冬の寒い時期に始まったウクライナ戦争ですが、5月も後半となって季節は夏に向かっています。
これまで両国ともに多数の戦死者を出していますが、製鉄所に隠れていたので安全が守られていました。そこにロシア軍が突入してきたことで、前の方にいた国軍兵士が逃げられなくなったというのが真相です。
ウクライナ軍のドローンで撮影された動画が多数ネット上にアップされていますが、製鉄所の上空から撮影された数十人のロシア兵の死体が確認でき、装甲車も完全に破壊されているのがわかります。
さらに、道路を挟んだ民家の向こう側からは手榴弾が投げ込まれており、アゾフ大隊のゲリラ戦術を見ることができます。そして、ドローン自体も録画しながらロシア軍を待ち伏せして奇襲攻撃で連隊ごと破壊しています。
果たして、アゾフ大隊の兵士たちがまだ製鉄所に潜んでいるのかはわかりませんが、ロシアは全滅させるまで停戦合意を結ぼうとはしないと思われます。司令官たちを全員見つけ出し、公表しないまま捕虜にするか、静かに処刑するはずです。
アゾフ連隊兵士と親ロ有力者との捕虜交換検討かロシア
(出典:2022年5月22日 Yahooニュース)
まず捕虜にする理由は、ゼレンスキー政権や国家警察、そして国家親衛隊の幹部たちにとってアゾフ大隊の司令官たちはネオナチの同志だからです。彼らは、ロシア側と捕虜交換で助け出したと考えています。
ここまで戦況がひっ迫してくると、ロシア側もウクライナ側もかなり人間性を失った状態に入ってきます。特に、戦場で戦う兵士たちは自分が死ぬことを覚悟しており、恐怖心と戦いながらお互いに殺し合いをしているわけです。
私自身、イラクで本当の戦争を見ましたが、前線の兵士というのは捨て駒でしかありません。80年前の第二次世界大戦でも、私の祖父も含めて国内外で300万人の日本兵が戦死しました。もし運よく帰国できても、その後の荒れた生活で寿命を縮めた人も多かったようです。
しかし、戦争に参加せず、普通に生きている人たちのほとんどはこのことに無関心です。日本の国会議員や外務省・防衛省の官僚たちは、本当に自衛官たちと正しい情報を共有しているのでしょうか?
米軍はいかにして日本兵を投降させたか?その周到すぎる心理作戦
(出典:2015年8月12日 現代新書)
当時、「鬼畜米英」と洗脳された旧日本軍の兵士たちの多くが、東南アジアの戦地で米軍の捕虜になっていますが、意外にもアメリカ兵たちは優しかったと回想しています。おそらく、敵ながら軍人同士共感するものがあったと思われます。
捕虜に強く当たるのは戦争経験が浅い者であり、今回のウクライナ戦争でも経験値の高いロシア軍兵士はウクライナ国軍の捕虜たちを大事にしている様子がうかがえます。例えば、衛生兵たちは負傷した捕虜を担架で車に乗せていました。
未だにテレビや新聞だけを唯一の情報源にしている人間がいますが、マスメディアは「今、起きている本当のこと」を報道することはありません。要するに、世界中の人たちが知っていることを、世界で日本人だけは知らないということです。
今後、コロナウイルスの代わりに「サル痘」で恐怖にさせ、再び危険なワクチンを接種させるような流れが作られていくはずです。また、食糧不足で飢えを経験することになり、日本国内も治安の悪化や相互不信で荒れることが予想されます。
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