Atlasマンツーマン英会話

アメリカで「今、本当に起こっていること」は日本にも到来する③ 「止まらない治安の悪化」|Atlasマンツーマン英会話

札幌エリアのマンツーマン英会話

Atlasの特徴レッスンコース・授業料一覧スクールを探す無料体験レッスン子供英会話Atlas KID'Sオンライン英会話

ホーム > すべての「人」へ、今、起きている本当のことをあなたに

アメリカで「今、本当に起こっていること」は日本にも到来する③ 「止まらない治安の悪化」

更新日 2020年9月23日

 

発砲事件など治安悪化で在留日本人に注意喚起~NY総領事館、シカゴ総領事館
2020年9月17日 U.S.Front Lineのリンク画像です。

(出典:2020年9月17日 U.S.Front Line)

 

現在、アメリカ国内は深刻な経済的困窮が起きています。そして、同時に治安がさらに悪化しています。その原因の一つに、大都市の警察官(police)や郊外の保安官(sheriff)が、事故や事件で命を落とし、次々と辞職していることです。

 

ところが、世界中のマスメディアは警察官に殺害されたアフリカ系アメリカ人と、それが引き金になって激しくなる抗議運動だけに注目が集まるように報道しているわけです。

 

何人の市民が警官に殺されているか? 数字から見えてくるアメリカの現実と日米比較
2020年6月23日 Yahooニュースのリンク画像です。

(出典:2020年6月23日 Yahooニュース)

 

警察官によるアフリカ系アメリカ人の殺害動画を観ると、過剰な暴力だけに頼っているようにしか見えず、激しい怒りが込み上げてきます。実際に、今年だけですでに全米各地で123人(9月上旬時点)のアフリカ系アメリカ人が殺害されています。

 

一方、警察官の死亡者数も増えており、昨年の任務中に死亡した警察官は147人ですが、今年はすでに9月上旬時点で、188人が何らかの事件・事故によって死亡しています。昨年よりも今年9月時点で、23%1年間よりも任務中の死亡者数が増えています。

 

アメリカ大統領選挙前後には、さらに死亡者数は増えていく予測から、年間の増加率はもっと高くなるはずです。ちなみに、この死亡者数のデータには任務中に新型コロナウイルスに感染して死亡した警官の数も入っています。

 

警察官や保安官は、集団クラスターが発生した現場にも行くため、感染リスクが高い職業であるのは明らかです。しかし、そうした死亡者数を除外したとしても、今年は殺害された警官の数がずば抜けて多くなるものと考えられます。

 

その理由として、抗議運動が起きている大都市圏で、特に警察官が憎しみの対象になっているからです。実際に、警察官が大勢の市民に囲まれて襲撃され、殺害されるケースも増えています。

 

NY州ロチェスターの黒人男性死亡問題で地元警察トップが辞職
2020年9月9日 Reutersのリンク画像です。

(出典:2020年9月9日 Reuters)

 

アメリカでは、警察官が人々の憎しみの対象となり、死亡者数が増加する中、全米各地で警察官の辞職が増えてきました。例えば、ニューヨーク州ロチェスター市の警察所長以下、50人程度の警察官全員が辞職する意思を表明し、市当局を慌てさせています。

 

ロチェスター市は、3月に起こったアフリカ系アメリカ人の警官による殺害が8月になってようやく公表し、大規模な抗議運動が起こっている都市でもあります。また、コロラド州では8月までに少なくとも200近くの警察官が辞職しています。

 

警察官の辞職は、抗議運動が激しくなるほど警察署の予算が削減されることが大きく影響しています。実は、抗議運動の目標の一つが警察予算の大幅削減であり、この要求を受け入れて予算の削減に踏み切る自治体も増えています。

 

特に、民主党支持者が多い100万人以上の大都市は、予算削減によって警察官が解雇(リストラ)されています。特に、ニューヨーク州やカリフォルニア州、イリノイ州にある大都市圏は警察官が退職しているという話がかなり聞こえてきました。

 

ランド・ポール米共和党上院議員、ホワイトハウス付近で群衆から攻撃
2020年8月28日 Reutersのリンク画像です。

(出典:2020年8月28日 Reuters)

 

そのような状況の中、大都市圏の治安の悪化が止らなくなっており、8月28日には首都ワシントンD.C.にあるホワイトハウスで共和党の全国大会がオンラインで開催されていましたが、BLMのデモ隊に共和党の上院議員が取り囲まれ、襲われそうになっています。

 

近くにいた警察官の保護でホテルに行けましたが、ホワイトハウスを出たところでこのような出来事が起こるのは今までなかったことです。

 

また、ニューヨークタイムズ紙などの調査によると、新型コロナによるロックダウンの影響で人が出歩かなくなったことから、犯罪件数は昨年より5.3%も減少しています。しかし、殺人件数は16.1%も増加しています。

 

これは5月までの集計で、まだBLM運動が全米に拡大する前の件数です。9月現在は間違いなく増えている可能性があります。抗議運動が全米に拡大し、暴力の応酬が激しくなっている9月までのデータは、犯罪件数も殺人件数も数倍に増えていると思われます。

 

実際に、これまでないような事件が次々と起こっており、9月7日には地元ギャングに対して、シカゴ市警は警官が銃を抜いたら銃を撃つようにとの指令をメンバーに出していることを明らかにしています。

 

ギャングが警官を射殺する場面を動画撮影し、YouTubeなどにアップして全国的に注目されることが目的であるようです。実際に、シカゴ市内ではすでに今年だけで50人以上の警察官が銃撃されています。

 

シカゴ市警によると、あらゆる場所が無法地帯になりつつあり、先週末には人気のパンケーキ屋が襲撃され、中にいた客が銃撃される事件が起こっています。今アメリカで、このような事件は大都市圏で増加しています。

すべての「人」へ、今、起こっている
日本の国内情勢の本当のことをあなたに
新型コロナウイルスの真実① 「危険性を過大評価する者と過小評価する者の距離感」
from 情報リテラシー教育スクール atlasl.net

生徒さんの声レッスン体験談
入会までの流れはこちら
無料体験申込はこちらから
ページのトップへ

Copyright Atlas Corp.All right reserved.

!-- Google Code for オンライン&メイン Remarketing List -->