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日航機炎上 乗客語る“緊迫の18分”…「急に白い影」との証言も
(出典：2024年1月4日 Yahooニュース）
石川県の能登半島で震度7の大地震が起きてから5日、羽田空港での航空機衝突事故が起きてから4日が経ちましたが、世界中で大事件が起きていることを知るにはある程度の英語力が必要となります。
しかし、私たちAtlasは直接被災地に行って支援したりしません。そもそも、2020年にコロナ騒ぎが始まってからはほとんど飛行機にも乗らなくなりました。そして今回、新千歳空港から羽田空港行きの便で大事故を引き起こしたことで、ますます北海道から離れなくなるように思います。
結局、時間が足りなくて読めなかった本をまとめて読んだり、動画配信サイトを視聴したりと、普通の日本人と同じ正月を過ごしてしまったわけです。コロナが収束したら、発生源である中国の武漢市やアメリカ・ニューヨークに行く予定でしたが、もはやそんな余裕などなくなってしまいました。
石川・珠洲市長「市内の9割が全壊か、ほぼ全壊」壊滅的被害訴え
(出典：2024年1月2日 毎日新聞）
【動画】なぜ輪島朝市で火災が広がったのか 専門家に聞くと複数の要因…4万8000平方メートルが焼失 能登半島地震
(出典：2024年1月5日 東京新聞）
昨年に続き、今年も年初から地震で推定300人以上が亡くなり、震源地近くの珠洲市は津波で9割が壊滅し、輪島市中心部では不可解な大規模火災で200戸以上の住宅や店舗が焼失しました。
金沢市の住宅崩落現場で専門家が被害状況を調査
(出典：2024年1月3日 NHK 石川 NEWS WEB）
金沢市の田上新町では、住宅地の斜面が崩れて複数の民家が斜面の下に落ちるなどして全壊しており、SNSにアップされた動画やテレビ局の上空映像などを片っ端から視聴し、国土地理院の情報と照らし合わせたところ、明らかに住宅には適さない土地に家を建てたことがわかりました。
通常、丘や小高い山の下に住宅を建てる場合、山の高さの約2倍の距離を取ることが土木工学のセオリーとされています。例えば、標高が50メートルなら100メートル離れた場所まで離れる必要があるということです。
毎年のように、日本各地で土砂崩れで家が圧し潰された映像を見ますが、1960年代からの高度成長期に不動産会社と土建屋が土地開発バブルで無理をしたことが原因であるように思われます。
明治時代以前は山や田畑だった土地を、住宅地にするために地盤の悪さを隠して盛り土し、その土地を情報リテラシーを持たない無知なサラリーマンに、高値で住宅ローンを組ませた罪は重いと思います。
今回、斜面が崩れた「田上新町」は地名でわかるように、「田んぼの上に新興住宅地」を作った町です。つまり、昔は川が流れていたか、泥炭地であった可能性が高いです。また、断層地帯であったことも考えられます。
不思議なことに、自治体やメディアはこの問題に言及することはなく、補償もないまま個人が加入している地震保険に丸投げしているだけです。そもそも、地質や不動産について詳しい人間がいないので指摘することすらできないわけです。
私が住んでいる北海道札幌市では、2018年9月6日に起きた「北海道胆振東部地震（震度7）」で地盤が軟弱な堆積層や造成地で液状化現象が発生しました。防災科学技術研究所の調査では、北海道内15市町・2900ヶ所以上で起きたと発表されています。
結局、国会・地方議員や国交省の官僚、知事や県議、市長、市議などが利権構造で土建屋と結託し、地盤が悪い土地を合法的に認めたことで問題になっていることは間違いありません。ところが、裁判になると「土地を見分けられなかった消費者が悪い…」という判決が出るわけです。
【MEGA地震予測】伊豆諸島“ステルス津波” 高まる警戒意識 押さえておきたい津波の脅威と備え
(出典：2023年10月16日 NEWSポストセブン）
さて、年初からの大地震で日本列島では、今年の干支である辰（竜・龍）が暴れまわっているイメージがあります。今現在、複数のモニタリングポストから、北海道十勝地方や東北全域、房総半島などにも震度4以上の地震が起きる可能性があります。
さらに、阿蘇山や会津磐梯山、十勝岳などの活火山が噴火する可能性もあります。太陽活動が減退し、地球は宇宙からの放射線をブロックできず、ニュートリノが地殻のマグマに貫通して水分子が水蒸気爆発を誘導して火山が噴火する、というのが今、わかっていることです。
今回の能登半島地震で、日本はいくつものプレートが火山帯に影響を与えていることも明らかになっています。つまり、火山噴火と大地震はセットであり、最悪の場合、富士山が大噴火することも考えられます。
能登半島地震で太平洋プレートの動きが活発化している可能性 南海トラフ地震には引き続き要警戒
(出典：2024年1月5日 Yahooニュース）
そして、南海トラフ巨大地震が近づいている、との報道も増えてきました。私たち道民ができることは、3月に雪がなくなるまでは我慢し、野菜の種を植える季節になったら可能な限り備蓄を増やす、というルーティンを行うことです。
具体的には、停電や断水に備えて、飲料水やトイレ・洗濯用水を自治体に依存しない体制を整えておくことです。また、玄米や小麦粉を最低1年分備蓄し、灯油とガソリン、そしてポータブル電源とソーラーパネルを充電しておきます。
安いポータブル電源やパネルでもないよりマシです。虫歯があれば早く治療しておき、病気で薬が必要な人は余分に保有しておきます。必要なことはまだまだありますが、今回はこのくらいにしておきます。
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2024年1月6日
