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「戦争が続き…」インド議会、ロシアからの兵器納入「滞っている」
(出典：2023年3月27日 朝日新聞）
2024年のアジア情勢は、まず経済大国を目指すインドと中国・ロシアの関係がギクシャクする可能性があることをはっきりと指摘しておく必要があるように思います。
1月1日からBRICS加盟国は12ヵ国に拡大しますが、ウクライナ戦争が始まった2022年2月24日以降、この3ヵ国の関係が政治経済的に接近しすぎたのは明らかです。だから、インドは方針転換して欧米諸国との関係を見直すことになるわけです。
例えば、ロシア製兵器の購入を減らしてアメリカ製兵器を購入したり、1947年にインドから独立したパキスタン経済が低迷する中、インドは吸収合併を試みようとしますが国境を接している中国との間で紛争が始まる可能性があります。
戦争までの大きな争いにまでは発展しませんが、これがきっかけでインドはロシアとの関係を悪化させるということです。しかし、インドの経済成長率は高く、IT分野だけでなく、再生可能エネルギー分野でも順調に開発が進んでいきます。
インド総選挙“前哨戦”の州議会選 3州で首相率いる与党が勝利
(出典：2023年12月4日 NHK NEWS WEB）
インドの総選挙は2024年5月に実施される予定ですが、モディ首相が再選されるのは確実です。モディは、3つのC（Corruption＝汚職、Casteism＝カースト、Communalism＝ヒンズーとムスリムの宗教観紛争）を2047年までに撲滅すると宣言しています。
それに対して、パキスタンではまたもや大洪水が起こり、インドの支援を受けて復興することになります。政治的に対立している両国ですが、長い目で見ればインドがパキスタンを浸食していくのは間違いありません。
また、フィリピンでも中国と会場の領有権をめぐって紛争が始まり、米軍やオーストラリア軍などの艦船が南シナ海に集まることになります。緊張感は高まりますが、戦争にまで戦況が拡大することはないと思われます。
香港は「恐怖に満ちた場所」に……民主活動家の周庭氏がBBCに語る
(出典：2023年12月7日 BBC）
さらに、2024年後半から中国が台湾へ侵攻する動きが活発になり、もし戦争にまで発展すればシーレーン封鎖で香港や台湾、韓国、そして日本で食糧危機が始まってしまいます。香港の抗議運動は中国当局によって何度も弾圧されますが、民主活動家の周庭（アグネス・チョウ）などの言動に不自然さが感じられます。
そして、中国によるサイバー攻撃が欧米の金融機関をターゲットにした事件が立て続けに起こるので、西側諸国は中国との貿易にさらに制限をかけるものと考えられます。しかし、ハリウッドに巨額のチャイナマネーが入り込んでいることなどから、いよいよ米中がひた隠しにしてきた関係が明らかにされることになります。
ちなみに、中国のサイバー攻撃は日本企業のサーバーを経由して拡散されるため、日本のセキュリティ対策について世界中から疑問の声が聞こえてくるようになります。もし岸田政権が解散総選挙に打って出た場合、新しい自民党総裁に高市早苗が選ばれる可能性があります。
どこの派閥にも属していない高市（経済安全保障担当大臣）は、親中派（二階派など）の自民党議員に対して公認を出さなければ次の選挙で自民党はかなりの議席数を失うのは間違いありません。以後、派閥争いはなくなった自民党は解党を余儀なくされるはずです。
バイデン氏家族に中国絡みの金銭支払い、下院共和党が新たなメモで主張
(出典：2023年3月17日 CNN）
いずれにしても、2024年のアジア経済は低迷が続き、特に中国経済はついにマイナス成長に入るかもしれません。そのタイミングで、中国がバイデン政権やカナダのトルドー政権に賄賂（収賄罪）を送っていたことが発覚します。
つまり、アメリカとカナダの現政権は外国勢力が支配していることが明らかになり、憲法に違反していると指摘されて大問題に発展することになります。そして、すぐに習近平主席の健康状態が懸念されるようになり、中国共産党が内部分裂する動きが始まるということです。
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2023年12月15日
