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仕事で使うために英語を勉強しても、赴任先が英語圏ではない場合


あなたの赴任先が英語圏とは限らない!

ちょうど2年前、ある大企業の総務部の方から「社員への語学教育のあり方」について相談されました。そこで、今回は「語学」という観点から日本人が就職してからこれまでについて考えてみたいと思います。

 

20代前後の一般的な日本人の語学力というのは、TOEICで言うとここ10年ほどは横ばいの状態が続いており、新入社員研修時に人生ではじめて受けたTOEICの平均スコアは400点前後です。

 

その後、グローバル化が進んだとはいえ、日本国内で仕事で英語を使う機会もほとんどなく、語学のための努力は会社の語学研修で週一回グループレッスンを受ける程度であって、努力と言えるような努力はほとんど何もしていないように思います。

 

ところが、中には状況が一変した人たちがいます。それは英語が流暢な日本人上司と外国人チームに配属されるようなことが起こる場合です。

 

彼の話では、この日を境に会社での会話やメールは基本的に英語になり、さらに、チームの仕事が海外との共同作業を含むこともあり、「海外支店やパートナーの外国人とチャットで進捗報告するなどと指示があった」と言われてしまったようです。

 

これは日本から出たことがない方にとってはかなりの負担であり、チャットのための文面をかなりの時間をかけて事前に英文にしたり、そのために英語の文法について高校の教科書から見直したりすることもあったようです。

 

実際、彼は英語で寝言を言ってたこともあるくらい辛かったと話していましたが、それによって数ヵ月経った頃にはそれなりにゆとりを持ってチャットや職場での会話がこなせるようになっていたと言います。

 

1年前、TOEIC公開テストでは、400点台から700点台までスコアがジャンプアップされただけではなく、一切準備せずに受けたにしては上々であったことから、準備して受ければ900点は越えると思っているわけです。

 

ここから得られた彼の教訓として、「必要に迫られるということは、語学力の向上につながる」という当たり前の話を私たちにしてくれました。

 

これ以後、上司の方からは、「機会があれば海外に行けるように考えているので、その時のために英語は頑張っておくように…」と言われるようになったそうです。

 

その頃から、彼はAtlasマンツーマン英会話に通いはじめ、最初はその気になって英語のニュース番組を聞いたり、単語を覚えたりと、毎日通勤電車時間を利用していました。

 

そのような状況の中、彼にある事件が起きました。たいして英語ができるわけでもないと思っていた職場の後輩が、会社の海外留学制度で海外に行くことになったというのです。

 

正直なところ、彼にはこのことを非常に悔しく思い、後輩の語学力程度で外国に行かせてもらえることやその後のキャリアを考えると、自分の給料が上がるわけでもない上に、自分が外国に行かせてくれる確約もなく、時間を削ってまで語学のために努力してきたのが急にバカらしく思えてしまったというわけです。

 

ここから得られる教訓として、会社側として、「意欲を失わせないためにも会社側の公平な扱いは重要である」というものがあります。これに対して、社員側としては、「人の言うことを信じるというのは多大なリスクを伴う」ということになるでしょう。

 

結局、彼は私たちと話し合い、英語についての努力は継続することになりました。とりあえずの目標として、一度本気で英語を勉強してTOEICを受けてみることにし、そのTOEICスコアが900点を超えても、会社が外国に行かせてくれなかった場合、転職するということにしました。

 

つまり、努力に会社が応えないなら、それを評価してくれるところに自分を売り込めばいいと考えに至ったわけです。

 

ここからの彼は、人生で最初で最後となるTOEICスコア900点台を取るための勉強をやりました。私たちのアドバイスにしたがって、まずはTOEICの公式問題集を何冊もこなし、TOEIC模試を片っ端から解いていきました。

 

その結果、努力と幸運によって905点という予想をはるかに上回るスコアを取れてしまった彼ですが、ちなみに今TOEICを受けても900点台には至らないと思います。ともあれ、900点台という英語上級者になった途端、もう二度とTOEICのために努力することはないと宣伝までしてしまいました。

 

彼自身、「点数を取るための勉強」というのは本当につまらない上に、数ヵ月後には単語をほとんど忘れてることからも分かるように、結局は身につかないということが明らかになったということです。

 

その後、英語のために努力らしい努力をした記憶はほとんどなく、TOEIC900点台というスコアはそれなりに会社に対してアピールする材料にはなったようです。結果として、彼は会社から外国に行かせてもらえることになりました。

 

ところが、彼の行き先は英語圏でもなく、ましてや英語がほとんど通じないメキシコに行くことになったというのです。これは全く予想してなかったことでしたが、贅沢を言える身分ではないことから、今度はスペイン語をAtlasマンツーマン英会話で始めることになりました。

 

先日、その彼が日本に帰国し、いの一番で私たちのもとに帰ってきました。メキシコ在住当時は、語学への全ての努力をスペイン語だけに向けていたこともあり、英語力そのものは全く向上していないことが分かりました。

 

むしろスペイン語が入ってくる前は、外国語=英語であったことから、迷いがないまま英語力を上達させたものと考えられます。ただし、スペイン語にしても英語にしても、乏しい語学力を運用して自分の考えを伝えたりすることが出来るようになったのは、メキシコで生活したおかげであって、今後これは英語で話す時にも活用されていくはずです。

 

しかし、スペイン語の生活から英語という言語は彼にとって、「他に共通言語がないときに仕方なしに話す言語」「生きた生活の言語ではない」「結局、英語ネイティブが何を言っているか分からない」というような位置づけになってしまったようです。

 

今でも語彙力などの総合力では圧倒的に英語の方が上ですが、それでもスペイン語が通じる相手にはできるだけスペイン語で話したいと思っていることから、今後のさらなる成長が見込まれていることには間違いはありません。

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