6月16日、中国共産党側の香港特別行政区政府の長官にさらなる圧力をかけるべく、「邪悪な条例を破棄せよ!」と声を上げながら香港市民200万人が街路を行進しています。
主催者発表で100万人超が参加した1週間前の大規模デモと同様、香港島の公園から立法会(議会)へ向かったと報道されています。
香港で新たな大規模デモ、15日夜には抗議活動中の男性1人死亡
これは、タイミング的には中国とアメリカを象徴するものであって、アメリカの諜報機関が後押しする揺さぶりであるものと考えられます。
「香港加油!」 デモに連帯して渋谷のハチ公前広場で抗議集会
と言っているうちに、なんとロシアでも抗議デモが起こり、500人以上が身柄を拘束されているようです。
モスクワで記者拘束に抗議デモ、身柄拘束は500人以上に
ところで、日本でも規模は小さいですが「年金返せデモ」で2000人が集まりました。夫婦の老後資金に関する金融庁の金融審議会市場ワーキンググループ(WG)報告書を巡り、政府の年金政策に抗議する「年金返せデモ」が都内で開かれたと報道されています。
都内で「年金返せ」デモ 報告書・麻生氏受け取り拒否など受け
特に、年金問題というのは20年ほど前から存在しているわけですが、なぜこのタイミングで出てくるのかについて考える必要があります。いよいよ日本のデフォルト(国家債務不履行)へのカウントダウンが始まったようにも見えてきます。
それと同時に、気になるのは令和時代に入ってからというもの、刃物を使用した殺人事件が多くなっていることです。川崎市で起きた19人殺傷通り魔事件から始まり、農水省元事務次官が無職の息子を殺害した事件がありました。
また、埼玉市や大阪府吹田市で男性巡査が刃物で刺され拳銃が奪われるという事件が立て続けに報道されることで、さらに世の中が荒れてくる予感を感じさせています。同時に、私たちは様々なことを整えるタイミングが来ているようにも思います。
どうやら私たちひとり一人が本当にやりたいことに目を向ける必要があるような気がするわけです。お互いに罵り合って、リアルでもネット上でも誹謗中傷を繰り返している人間と、気が合う仲間だけで認知し合う人に分かれて来ているように思います。
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