What you need to know about the new 'stay safe Minnesota' order
(出典:2020年5月23日 Star Tribune)
6月に入ってからアメリカ各地では、抗議運動から暴動に発展しています。「極悪な保守派」の象徴である白人警官が、「正義のリベラル派」の象徴である黒人を不当に逮捕して絞殺したと報じられました。
実は、全米で暴動が起きている原因は黒人が白人警官に殺されたことではないわけです。大規模な暴動に発展した原因は、アメリカ政府や州政府が2か月も都市閉鎖(ロックダウン)を実施したからです。
ミネソタ州では、3月28日から5月18日まで都市閉鎖(ロックダウン)を発動し、外出禁止と経済停止が行われました。そして、都市閉鎖や外出禁止が解かれた1週間後の5月25日にたまたま黒人が白人警官に殺された事件を機に、失業者や貧困層の不満が爆発したということです。
White nationalist group posing as antifa called for violence on Twitter
(出典:2020年5月31日 NBC NEWS)
三大テレビメディアの一つであるNBCが、白人至上主義者がアンティファ(反ファシスト)のふりをして暴動を煽っていた事実を突き止めたと報じられています。
都市閉鎖による経済停止は失業を急増させ、貧困層ほど酷い目に遭っているわけですが、一方の富裕層は大して困っていません。以前、私はミネソタ州ミネアポリスとセントポールという双子都市には滞在したことがありますが、白人が多かったことを覚えています。
しかし、人種間の経済格差が平均より高く、白人が中流層以上であり、黒人が貧困層の傾向が強いとされています。都市閉鎖によって、黒人たちの多くを失業させた反面、白人たちを困らせてはいないようです。
都市閉鎖が、コロナウイルス対策として愚策であることは明らかですが、CNNやニューヨークタイムズなどの民主党(リベラル派)寄りでディープステートが支配するメディアは、当然、そのように報道することはありません。
いつものように、「全てはトランプ大統領などの共和党(保守派)のせいである」、という論調で主張しています。「もし都市閉鎖を実施しなければ全員命を落とした…」などと論説し、アメリカ国民の恐怖心を煽っているわけです。
Nationwide Chaos: NYPD Precinct Attacked, CNN Vandalized, Treasury Breached As Mayors Beg For Calm
(出典:2020年5月29日 Zero Hedge)
ミネアポリスから派生したアトランタでの抗議行動では、リベラル系のテレビ局であるCNN本社に大勢の人が集まり、モノを投げつけて窓を割るなどマスメディアに対する怒りも出てき始めています。
4月中旬頃、次第に多くのアメリカ国民が都市閉鎖は愚策であると気づき始め、外出禁止令を守るよう報じるメディアを目の敵にしてきました。今回の暴動による損失は、都市閉鎖策のマイナス面の中に合算される必要があります。
George Floyd Worked Security At The Same Nightclub As The Officer Who Killed Him
(出典:2020年5月29日 Zero Hedge)
そのような状況の中、ミネアポリスでの白人警官による黒人殺害には裏があると報じられています。殺害されたジョージ・フロイド氏は、その白人警官とは同じナイトクラブで一緒に警備の仕事をしていたという話があります。
つまり、お互いに知り合いである可能性が高く、偽旗作戦(false flag)が実行されたようにも思われます。一方、ヨーロッパ各国や日本でも似たような抗議運動が起きています。
「警官に押さえ込まれけが」 渋谷署前で200人が抗議デモ クルド人訴えに共鳴
(出典:2020年5月30日 毎日新聞)
そもそも、ロックダウンや金融事態宣言の解除後にすぐ抗議運動が起きること自体が不自然であるわけです。このクルド人たちは、州外から駆け付けたアンティファのようにカネを貰って暴動を引き起こすように言われたものと考えられます。
問題は、カネを貰わなくても被害者ヅラをしたクルド人たちに同情し、無意識でこの抗議運動に参加した日本人たちです。渋谷で抗議運動を仕掛けた組織は、暴動を引き起こして戒厳令(日本の場合は、緊急事態条項を憲法に記載)を発動させることです。
欧米諸国では、戒厳令が発動されるとさらに規制が厳しくなり、国民を抑えつけながら完全に管理社会へと移行する準備を整えていくわけです。
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