「人間に残される仕事はこの3つだけ」Chat GPTを試して至った"残る仕事・消える仕事"の最終結論
 (出典:2023年3月22日 PRESIDENT Online)
昨年11月頃、AI搭載チャットボット「ChatGPT」が話題となり、今年に入ってからはほぼ毎日のようにAIの新しいサービスが立ち上がるようになりました。2023年は、AI(人工知能)が本格的に私たちの仕事や生活に導入され始めています。
私は、ChatGPTをこの1ヵ月ほど利用していますが、このコラムやSNSの投稿には活用していません。アクセス数を飛躍的に高めることがAIにはできますが、あくまで自分自身の表現力で書くことにしています。
その他、文章やイラスト、音楽、画像、動画なども自動的に生成することが可能ですが、自分が「三次元」に取り残されることが嫌で、自分をコピーしたアバターなどには手を出さないようにしているわけです。
実際に、ChatGPTの情報は嘘(Hallucination)も多く、リンク先などがないことが多いなど支配層側が「洗脳ツール」として活用していることは明らかです。気づいた時には、知らない場所に連れていかれることもあると思います。
最適な受験勉強、AIが教えます 予備校や塾に続々
 (出典:2020年1月10日 産経新聞)
さて、インターネットが本格的に利用され始めたのは、Windows95が発売された1995年でした。そして、2000年ごろにADSLが導入されてネット回線のスピードが飛躍的に向上し、アマゾンや楽天などのオンライン通販が始まりました。
私たちAtlasマンツーマン英会話も、私が帰国した2000年に立ち上げるようになり、教室型とオンライン型の両サービスを全国的に展開させました。当時、アメリカでは「ITバブル崩壊」が起きていました。
現在、インターネットは光回線を利用して動画もストレスなく視聴できるようになっています。私が大学生の時に、大学の図書館でWindows95でホームページを見るのに1時間もかかったことから考えると、大変な進歩です。
このままでは、2024年にはグーグル検索からChatGPTに乗りかえるユーザーで溢れることになりかねません。全てをAIに依存するようになり、料理や家計、スケジュール管理、購入する製品やサービスなどは自分の意志で買えなくなるわけです。
しかし、決して仕事や生活の質が上がることないと思われます。なぜかと言えば、誰もがパソコンやスマホでインターネットを使えるようになっても知能や知性は下がる一方だからです。いわゆる「スマホ中毒」にかかり、うつ病などの心の病気になる人は後を絶ちません。
子育て情報、AIが案内 札幌市、月内にもチャット導入
 (出典:2022年10月18日 北海道新聞)
また、不必要なマイナンバーカード登録を地方自治体が担当しているように、北海道や札幌市などの行政は、予算作成や公共事業の立案、教育カリキュラム、住民の満足度を高める行政サービスの立案などでAIを取り入れるのは間違いありません。
つまり、日本政府や自治体、大企業はAIによってより人間味のない対応で人々を管理していくものと考えられます。映画「ターミネーター」が上映されてから40年が経とうとしていますが、AI(ロボット)が人間を支配する世界というのは本当に到来するかもしれません。
対話AIのコンテンツ利用は「ただ乗り」か 「対価支払われるべき」の議論広がる
 (出典:2023年3月24日 JB press)
ユーチューバーがアクセス数を増やす勉強をしているのは、カネを儲けようという魂胆からですが、ツイッターなどのSNSでもフォロワー数を増やしたいと日々考えているユーザーがいます。そこで利用されているのが、アクセス数を飛躍的に増やせるAIの自動投稿機能です。
動画や画像、文章をAIが自動で作成してくれるということですが、当然、リツイートや返信の文章もAIが提案してくれます。要するに、自分でコンテンツを作らないので言語能力が劣化していくことになります。
冷静に考えると、AIが考えた文章にリツイートする意味などないことはわかるはずです。「人は人」、「人間は人間」、「獣は獣」相手でしかコミュニケーションは取れません。もしそこを間違えると、本当に自分が自分でなくなってしまう恐れがあります。
結局、AIを使ってSNSを運用する人間というのはカネ儲けが目的です。AIに魂を売って得た金銭的な見返りが一体何であるのか、一度本気で考える必要があるように思います。
AI同士で競わせた結果、自分の身に降りかかることは奴隷制度の導入です。最後に、言えることは「タダより高い物はない」ということです。
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