「Wikipedia」によって言語的支配を受けている日本人
(出典:2021年5月13日 Atlasマンツーマン英会話)
前回、「Wikipediaによって言語的支配を受けている日本人」について書きましたが、ホームページを管理・運営しているのはアメリカの諜報機関であることを説明しました。
たとえ「グーグル翻訳」の精度が上がったと言っても、欧米人が日本語で、しかもここまで質の高い情報を編集することはできるわけがありません。
一般ユーザーが自由に編集できると謳っていますが、全体的な編集作業は日本語の読み書きが自由にでき、知能が高い大学院生がアルバイト感覚で行っている可能性があります。つまり、Wikipediaの情報は教科書や文献、そしてネット情報のコピー&ペーストであるように思います。
その他、仕事がない翻訳家が英語や中国語、フランス語などで書かれている情報を日本語に訳し、嘘も含めてアップしているものと考えられます。なぜかと言えば、私の知っている大学の英語講師(准教授)が証言したからです。
実際に、グーグル翻訳を使うと専門用語も含め、ある程度正確な日本語になってきています。後は少し手を加えると、それらしい解説になるわけです。自動翻訳の登場で「英語を勉強する必要がなくなる…」と言う人がいますが、それでは本当の意味での教養とは言えません。
英語学習は不要になる? どんな能力が必要に? 機械翻訳の第一人者に聞いた
(出典:2020年2月26日 Newsweek)
この自動翻訳はAI(人工知能:ディープ・ラーニング)で動いているそうですが、私は高度なアルゴリズムであると考えています。AIの定義にもよりますが、新型コロナのワクチンと同様に、20年程度の実証実験で完成するとはどうしても思えません。
所詮、人工知能はコンピューターでプログラミングされているだけです。人間の脳や心、魂、そして感情は、もっと複雑にできているのは明らかです。言語や数式の記憶ができても、人間特有の魂を持つことは永遠にできないということです。
遺伝子を持たない人工知能が人間の脳を超えるなど不可能なのは明らかです。信じられないかもしれませんが、私は遺伝子を持つウイルスは考え、そして感染させたい人間を選んでいるように思います。
ウイルスは目や触手を持たないですが、自分で感染させる人間を決め、自然界の中でさらに勢力を広げようとしています。「自分で物事を考える」というのは、好き嫌いや直感も含めた判断のことです。
進化するアマゾンのAlexaは、ユーザーに「確認を求める」ことで学習する
(出典:2020年9月28日 WIRED)
誠実さや不誠実さ、正義や悪などの判断は人間にとっても難しいことですが、これがコンピューターのプログラミングでしかない人工知能にできるとは考えられません。
つまり、これまでGAFAが検索エンジンやSNSから得た膨大なデータをパズルのように当てはめ、AIらしく見せかけているということです。
簡単に言うと、グーグル翻訳のようなもので、あらゆる言語を話す世界中の人々が電話で会話したり、チャットで文章を送った情報をコミュニケーション用に調整した分析作業の結果です。
その世界的な翻訳作業を、検索エンジンのグーグルや通販(スマートスピーカー)のアマゾン、SNSのフェイスブック、そして端末のアップルやブラウザーのマイクロソフトは、1秒以内で翻訳できるようになったということです。
しかし、問題はラテン語から発展した欧州諸語が独自に発展した日本語は、アルファベットだけではなく、文法や言い回しなどの表現方法が非対称(逆)であるということです。
実は善人とは限らない「日本の神様」驚きの正体
(出典:2021年1月18日 東洋経済ONLINE)
江戸時代中期、鎖国状態にあった日本は、「古事記」や「源氏物語」をわかりやすい日本語に翻訳した「本居宣長」のような国学者や言語学者が当時の日本語にかなり手を加えられていることがわかっています。
そして明治以降、外国人が日本に大量に入ってきて日本語にも多様性が出てきたということです。当時、アメリカ帰りのジョン万次郎や福沢諭吉のように英語やオランダ語を話す者や、英語塾で学んだ者たちが外国語を日本語に翻訳する仕事を請け負っていたとされています。
日本語的には正しくないですが、便利な言い回しが多数生まれたということです。現代の日本人も、「マジやばくね」とか「超ムカつく」のような言葉を平気で使っています。40代になっても使っている人がいるように、何でもいいから言葉で表現したくなるわけです。
要するに、AI(人工知能)というのは高度なアルゴリズム(暗号化)であり、あらゆる言葉を集めてくっつけたものでしかないということになります。
システムエンジニアがうつ病になりやすいのはなぜ?
(出典:2018年12月16日 障害者.com)
GAFAには、子会社や関連会社を含めると、膨大な数のSE(システムエンジニア)やプログラマーを抱えています。日本にも、ピンからキリまで「自称SE」がたくさんいますが、期間限定の仕事に携わっています。
そのプロジェクトが終われば自動的にチームも解散し、再び無職に戻りますが、コロナ時代はリモートワークが中心で、内職の仕事のように自宅で作業しています。最近は、ついにオフィスに行く必要もなくなり、対面で顔を合わせて人間らしく話すこともできなくなりつつあります。
世の中には、様々な種類のコンピューター関連の仕事があります。ホームページ上にシステムを構築する上で、画像や動画を製作したり、バグやエラーを取り除いたり、ソフトをカスタマイズするようなことです。
日本では、インターネットでビジネスが可能になった1999年以降、このようなコンピューターの仕事をするようになって技術革新が進み、社会が大きく動いたということです。しかし、そのために犠牲となった側面も大きいことがわかります。
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