ソ・ヨンヒ(SeoYoungHee. ???)

〔プロフール〕
生年月日:1980630
身長:166cm、体重:46
血液型:O
出生地:ソウル

〔ドラマ〕
2005
KBS2 悲しみよ、さようなら
2004
MBC 12月の熱帯夜、ドキドキチェンジ

〔演劇〕
2001
年陳述
2000
年その星は危険だ
1999
年モスキート

1980年にソウルで生まれたソ・ヨンヒは、高校3年の時に偶然ミュージカル『地下鉄1号線』(キム・ミンギ演出)を見て、小学校6年生の時から準備してきた美大の入試を放棄し、演劇俳優に進路を変えた。ステージに立っている演劇俳優を見て、俳優の情熱に呆然としたというソ・ヨンヒ。演技に対する欲望が大きかったほど、誰よりも一生けんめい努力した彼女は、99年に東国大演劇映画科の入学と同時に演劇『モスキート』のオーディションに合格し、演劇舞台に足を踏み入れた。以降、演劇『あの星は危険だ』『陳述』などに出演し、演技力を培った彼女は、端役ではあったがパク・ヘイル、ペ・ジョンオク主演の映画『嫉妬は私の力』等に出演し、映画にも活動領域を広げ始めた。

ソ・ヨンヒ、彼女が本格的に知られ始めたのは、2005年に300万人を集めて興行に成功した映画『マパド』でクッスニ役を演じてからである。以降彼女は絶え間なく映画『私の生涯で最も美しい1週間』、『連理の枝』等に挑戦し、派手ではないが印象的な演技を繰りひろげ、多くの人々に認められる俳優になろうと努力している。
演劇で様々な舞台経験といくつかの映画に出演して基本を突き詰めたが、演技をもっと学ぼうと考える努力派のソ・ヨンヒ。映画『連理の枝』が開封されたのに伴い、日本現地でもソ・ヨンヒに対する関心が高まっているというが、肝心の彼女は「日本に一度でも行けたらうれしい」と恥ずかしがる。
たぶんソ・ヨンヒにとって2005年は忘れられない年であっただろう。出演する映画、ドラマが次々と興行に成功し、「ソ・ヨンヒをキャスティングすれば、無条件うまく行く」という俗説まで生じたくらいである。主演ではなかったが、実際に出演した『マパド』と『私の人生で最も美しい1週間』は300万人以上の観客を動員し、ドラマ『悲しみよ、さようなら』は視聴率33パーセントを記録するなど、出演する作品は例外なく大ヒットを飛ばした。彼女としても相当気分の良いことであろう。しかし彼女の欲望はそれだけに止まらない。

2005
年までは助演として劇の流れを支える演技をしてきたが、2006年からは彼女の名前“ソ・ヨンヒ”の3文字を堂々と観客に伝える跳躍の時代にすると決心したからである。このような彼女の決心は、助演として出演していた例年とは違い、主演俳優として名前を売り出した最近の堂々とした活動を見れば分かる。
彼女の初の主演作になる作品は、まさしく『ムドリ』。江原道山奥の村ムドリの崖が自殺の名所だという噂が立ち、押しよせる自殺志願者と放送作家、ムドリ村の住民が繰りひろげるヒューマンコメディーである。彼女は放送作家ミギョン役を演じ、中堅俳優のチェ・ジュボン、パク・イナンなどの大先輩らと演技対決を繰りひろげる予定である。スターよりは俳優として認められたいというソ・ヨンヒ。しかし彼女はすでに輝いている。

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