チョン・ジヒョンに似ている外貌でデビュー前からインターネットで「オルチャン(顔が最高:顔がきれいだという意味)」で人気を得て来たパク・ハンビョル。

映画「女子高怪談三番目の話:狐の階段」(監督ユン・ジェヨン)で女子高生ソヒ役でスクリーンにデビューした彼女はあいにくにも映画館で初めて見た映画が中学校1年生の時に見た「女子高怪談」の１だったと言う。縁が格別だからか作品に対する愛着も強い。『今度の映画を準備しながら見たのまで合わせれば「女子高怪談」だけで六回見ました。

「狐の階段」は前の二つの作品を総合したような感じです。１の恐ろしさと２のずば抜けた心理描写をよく混ぜ合わせた作品です。』このように彼女は自分のデビュー作に自負心を持っているが興行可能性は半々だと思われる。一般観客たちの反応は良かったが、記者試写会の時の反応は冷ややかだったからだ。記者試写会の反応というのが元々そうだと予め話を聞いていたがまさかそれほどであるとは知らなかったと言う。

映画デビュー以前、彼女は衣類モデルとCFモデルにだけ活動して認知度もある程度あったが、正式芸能界デビューは今度の映画が初めてだ。
この間には歌手SE7ENとの熱愛説に巻き込まれた。実はSE7ENとはデビュー以前から友達だったと言う。同じ高校に通って、芸能界デビュー準備中だったのでお互いに励ましあったそんな友達の仲だと言う。

一旦映画デビューした彼女はSBSドラマスペシャル『窈窕淑女』にも出演した。ドラマ出演もこのドラマが初めて。彼女の引き受けた役はシン・ヨンホ(コ・ス)を片思いするスチュワーデスチェ・スヨン役。チェ・スヨンは女子大を卒業したスチュワーデス2年目で夫婦教師である両親の下で良い教育を受けて育ったというキャラクターだ。

デビュー以後チョン・ジヒョンに似ているという理由で、ずっと付きまとってきた修飾語が「第2のチョン・ジヒョン」と言うが、パク・ハンビョルにはあまり気持ちのいい言葉ではないと言う。俳優は自分の色がなければならないのに、誰に似ているということはイメージチェンジに大きな致命傷になる可能性があるからだ。新人の姿勢、今のその心とその志が1年、5年、10年後にも変わらない俳優になってほしい。