キム・ボギョン(Kim bokyung. ???)

〔プロフィール〕
生年月日: 197643
身長・体重: 170cm47kg

[
ドラマ]
1999
KBS 招待
2001
KBS 学校4

[
映画]
1999

2001
<友へ>
2002
<アーユーレディー?>

観客動員数800万人を記録した映画「友へ」の女主人公を契機に、彼女の2番目の映画も製作期間中話題になったのが「アーユーレディー?」だ。最初の作品で彼女が預かった役が受動的だったならば、今回は女戦士としての役を充分にこなした。テーマパークのなかで、殺人魔と戦う姿からエイリアンと決闘を繰り広げるシガニー・ウィーバーを越えるパワーが感じられる。

「アーユーレディー?」の大変な撮影が終わるやいなやキム・ボギョンは「清風明月」の撮影に取り掛かった。今回は武士役だ。午前には乗馬場で馬に乗り、午後には剣道場で刀を握る。毎日34時間ずつ武術訓練のために汗を流し、初めての武士役にも自信を見せている。重い剣を持って落馬の危険をも犯して乗ることだけども大変なことだが、良い作品で演技力を認められることができるという期待感で毎日が張り合いのあるキム・ボギョンだ。

去る96年、化粧品CFを通じて芸能界にデビューしたキム・ボギョンは、以後ドラマ「学校4」「招待」等で個性ある演技力で注目された。高い身長とスマートなスタイル、華麗で知的な外貌は放送局のPDだけでなく監督等もうらやましがる隠れた真珠であった。こうして映画界に飛込んだキム・ボギョンは、言葉そのもの「シンデレラ」という愛称を得て一気にスターの座に上がった。

しかし、言葉どうり彼女は、ただ偶然にスターになったのではない。幼い頃から俳優になりたいと口癖のように言っていたというキム・ボギョンは、絵と運動、文を書くことに優れ、感受性が豊かで感覚的な少女として成長した。実際、映画「友へ」のチンスク役のオーディションを受けに行った時、カク・ギョンテク監督は、彼女の文章力を知りチンスク役に抜擢されなくても演出部で仕事をしてもかまわないだろうと称賛したという。文と絵は彼女が好む趣味活動で、既に習作も相当の水準だという。

キム・ボギョンは、だた運が良い女優ではない。女性としては耐難い程の難しい環境の中でも惜しまず撮影に臨んだ。日射病で倒れたり、負傷しながらも男性俳優達に劣らない強い闘志で現在の位置に上がることができたのだろう。そのような仕事欲が、キム・ボギョンという女優を成長させる原動力であったのだろう。いつまでも彼女のそんな強い意欲が渇くことをしらない泉となって、女優に飢え苦しむ韓国映画界を充分満たしてくれる事を願う。

おかげさまで創業20周年 おかげさまで創業20周年