キム・ヒョジンは、成熟さと無邪気さを持ち合わせた少女だ。一重瞼の大きな目が理知的で、すらりとした体型が理想的だ。

時には可愛くて、時には女の色気がただよう不思議な雰囲気が感じ取れる。

まだ演技が熟さない瑞々しさが目を引く彼女は、街頭でモデルエージェンシーにスカウトされてデビューし、CF界の新星として浮び上がってN世代スターになった。

CFで活躍したキム・ヒョジンは、SBSのラブストーリー「不眠症、マニュアルそしてオレンジジュース」編を通じて演技に突入した。SBSのラブストーリー「不眠症、マニュアルそしてオレンジジュース」編に引き続き単幕物とドラマ、シチュエーションコメディで活躍して演技力を認められている。

大学の演劇映画科に入学したキム・ヒョジンは、自ら演技が不足だと告白して演技に関する欲心を見せた。『どんな演技者になりたいのか』という問いに彼女は『すぐに忘れられない生命力ある演技者になりたい』、『韓国のシャロン・ストーンになる』と演技に対する情熱を示した。シャロン・ストーンの官能的な演技ではない、個性がはっきりした演技がしたいという意味だ。

よく比較される同じ10代の女子高生スターキム・ミニの話が出るとキム・ヒョジンは『競争相手というよりは、とても親しくしているお姉さん』だと語った。心の中まで語り合う仲で、家に遊びに行って喋り散らすと言う。

画面に映し出される姿がまさに自分の率直な姿で、少し前にもTVに出ている華麗なスターを見て同じ年頃の子のように熱狂した彼女は、今の自分の立場が信じられない時もあるが、彼女は与えられた機会だと信じて熱心にしようといつも念をおしている。