チョ・ヨジョン(Jo YeoJung. ???)

〔プロフィール〕
生年月日:1981210
身体:163cm&45kg
血液型:AB
所属会社:イヤギエンターテイメント
家族:13女の二番目
デビュー:1997年雑誌「Ceci」モデル
趣味:料理 & 特技:歌、表情演技、ピアノ
学歴:2009年東国大学映像大学院公演芸術学

人形のような顔にグラマラスなボディ。清純でセクシーな魅力を持ったチョ・ヨジョンは、男たちのロマンのような容貌で、演技よりは外見に大きな関心を受けた。1997年に雑誌のモデルでデビューした彼女は、99年からドラマで助主役を熱演したが、女優としてはそれほど大きく注目をあびることはできなかった。注目するほどの作品はなかったが、2005年某タオル会社のCMで大きな反応を得た。その当時韓国ではメジャーリーガー、パク・チャノ旋風が吹いていたが、パク・チャノの先発登板があるごとにその広告が流れたために、勝利の女神と呼ばれさえした。

イメージだけが先行する女優になるのではないのかと、とても心配したという彼女。そのため演技に対する渇望はより深くなった。2006年デビュー7年頃、その機会が訪れた。MBC日々ドラマ『どれほど良きなの』で、デビュー後初めて主役を演じることになった。それまで『フンブの家運が開けたね』、『愛情の条件』などのドラマとシートコム『朝鮮からきました』をはじめ、映画『吸血刑事ナ・ドヨル』等で様々な作品活動をしたが、それまで彼女をトップスターと呼ぶほどの確固たる「作品」がなかったために覚悟は格別だったが、当時は好評にもかかわらず、10%内外の視聴率を記録して苦戦を強いられた。その後これといった作品もなく準備中の彼女に、演技生活10年余りをかけた機会が訪れた。女優としては多少大きな決心が必要な、自身の限界を超える演技を見せなければならない映画『房子伝』で冒険を試みた。

チョ・ヨジョンは過去の美しく、あるいは堂々とした断片的な役を超えて、愛と野望を同時につかもうとするファムファタール春香に変身した。しかしキャスティングされたといっても、人々は彼女を完全に信じたのではなかった。過去のイメージのためか、可愛い赤ちゃんのようなイメージの彼女が、ファムファタールの春香に完全に変身することができるか、疑問に思う人々が多かった。しかし初めてポスターが公開されて疑問は消え、彼女にこのような魅力があったのかと、人々は感嘆し始めた。今まで彼女から全く見出すことのできなかった挑発的な魅力が、作品を通じて溶け出したようだった。幼く見えるがもう三十を越えている。それでこの作品は、彼女の成長の痛みと見ても良いし、今まで蓄積したチョ・ヨジョンのフィルモグラフィーの中で、最も印象的な作品になることだろう。

彼女の演技は今がスタートかもしれない。休息期を経た、既存のチョ・ヨジョンではない、今までと違うチョ・ヨジョンに出会うことができたように、今後どのようなチョ・ヨジョンに出会うことができるのか誰も分からない。そしてそのような違う姿を披露する力が彼女にはあるようだ。一歩遅れて演技の勉強を再び始めたのも、そのような思いからだという。小さくても大きくても、いつも演劇と映画撮影現場、本人が演じるキャラクターへの愛情で満ちている彼女。自らを振り返り、一歩ずつ自身のフィルモグラフィーを着実に積み重ねれば良い。

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