イ・ジア(E Jiah. ???)

〔プロフィール〕
生年月日:198122
身体:168cm48kgA
所属会社:BOFエンターテイメント
学歴:パサデナ・アートセンター大学グラフィックデザイン
デビュー:2007MBCドラマ『太王四神記』
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受賞経歴]2008年 第44回百想芸術大賞TV部門女性新人演技賞
公式サイト:http://www.ejiah.com/

イ・ジアを思い出すとき、『太王四神記』のスジニを省くことはできない。当時、ペ・ヨンジュンの相手役に新人が起用されるということは破格的なキャスティングだったし、そのおかげで彼女は一気に新人スターの座についた。

イ・ジアは10年以上米国に住んだ永住権所有者だ。デザインとグラフィックを専攻し、『太王四神記』以前は芸能界で生きるとは、考えてもみなかった彼女だった。だが、いつも何かを求めていた彼女は、学業を中断して演技の道に賭けた。偶然に紹介されてマネージメント社と契約することになり、当時業界屈指の関心事だったドラマ『太王四神記』のオーディションに応募した。当初台本段階で彼女は、助演級のキャラクターを予想していたという。それもそのはず『太王四神記』の女性主人公スジニは、当初トップ女優が相応しいとされた配役だった。しかし、彼女の新鮮で独特の雰囲気が気に入ったキム・ジョンハクPDが、30回余ものテストの末、彼女を最終的にスジニ役に指名した。色々な噂が流れたが、彼女は「ヨン様」の肩をトントンと叩くなど、大先輩たちの中でも新人に相応しくない腕白小僧のような演技を堂々と消化して、演技力もまずまずの合格点を受けた。話題をさらったドラマが終了して、彼女は大きな広告にもキャスティングされ、「ドラマのシンデレラ」に続きCMクイーンとも呼ばれた。そしてその年の新人演技賞を受賞して、輝かしいほどの上昇の勢いを見せた。

失敗が無かったためか、空からス~ッと落ちてきた幸運児のように見えた彼女だったが、様々な噂とペ・ヨンジュンとの熱愛説にも苦しめられた。そして学歴論議から、彼女の年齢、生きてきた環境まで。イ・ジアが活動すればするほど噂は激しくなっていった。他の所属会社や芸能人の場合、公式発表や記者会見で反論するところだが、彼女は時が過ぎて静かになることを待った。あせって決心する代わりに、人々が真実を認める日を待つように。

2008
年次期作『ベートーベン・ウイルス』では、当代最高の演技者キム・ミョンミンの相手役トゥルミというヒロインを演じた。太王四神記に続き、該当時間視聴率1位という記録を立てて、『ベートーベン・ウイルス』も好評の内に放映終了した。ファンタジーから現代劇に戻ったイ・ジアは、視聴者が不自然に感じないように多くの努力を傾けた。キャラクターの研究から衣装、ヘアー等々。ドラマ『ベートーベン・ウイルス』を見れば分かるだろうが、劇中トゥルミは一つのアイテムを繰り返して着る場合が多かった。何よりもリアリティーが重要なためだ。努力の結果だろうか!1年間で史劇と現代劇に出演した新人俳優イ・ジアは、周囲の憂慮や心配を払いのけて完ぺきにキャラクターを描き、視聴者は彼女の演技に違和感なく溶け込んだ。

2009
年にはドラマ『スタイル』でまた別の試みを見せた。当代最高の女優、キム・ヘスをはじめ、リュ・シウォンと肩を並べ、ファッションアシスタントとしてのカラーとキャラクターを活かし、良い演技を見せたと評価を受けた。

2010
年は、ドラマ『ATHENA‐アテナ‐』で国政院のハン・ジェヒ役を演じ、印象深いキャラクターを見せた。また劇中で恋人役だったチョン・ウソンとの熱愛発覚で話題となった。だが、2011年に発覚した歌手ソ・テジとのシークレット結婚&離婚訴訟で、韓国にまたのないビックイシューが舞い込んだ。

大型新人としてベールに包まれ、彼女の過去が公にならなかったワケが、2011年に明かされた。2012年、ドラマ『私も花!』で8ヶ月ぶりに復帰したが、まだ彼女を受け入れられないせいか、視聴率1(5%前後)をマークし、酷評を跳ね返すことはできなかった。

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