鹿のような瞳と純粋さで愛される少女ユナ。小さな顔にすらりと伸びた手足でどこに行っても目を引く美貌を誇り、歌手なら歌手、演技なら演技と新人らしからぬ歩みを見せている。
東方神起のMusic Videoを皮切りに雑誌モデル、各種CM活動をしてきたユナは、少女時代のメンバーであり、現在<シンデレラマン>のソ・ユジン役で活躍している。彼女が始めて主演を演じたドラマは<君は僕の運命>。ドラマで前の見えない視覚障害のチャン・セビョク役を演じたユナは、ドラマ初主演という大きな負担にもかかわらず、視聴率40%の共感と賛辞を受けた。特に彼女の初主演作<君は僕の運命>は、14週連続週間視聴率1位という気迫を見せ、KBS連続ドラマの腐敗神話を打ち立て、彼女を女優として定着させた。
高視聴率でドラマを終えた後、彼女は女優としての座を確実に掴んだように見えた。しかし歌手が演技することだけでもにらまれ、偏見に対して戦わなければならない。アイドルグループの歌手出身というレッテルのせいで演技力について多くの疑いの目が向けられているのだ。彗星のように現われた美しい少女グループ“少女時代”は、実際に4~7年もの間、練習生として血のにじむような努力の末、デビューした。勿論、ユナも5年間の練習生時代があった。4年以上も演技の勉強をし、200回以上もオーディションを受けた。そのような見えない努力があったからこそ、彼女に歌手と女優という二つのものを一度に掴ませてくれたのではないだろうか?
ユナはようやく20歳になったばかりの若いエンターテイナーだ。だからこそ可能性は無限大だ。キャラクターにいくらでも没頭することが出来、演技力の証明を超える潜在能力を秘めている。演技で見せることの出来ない才能は歌手少女時代として行き来することで活躍が可能だ。2009年、トップスターのクォン・サンウと演技で息を合わせている彼女は、もう成人演技にも可能性を仄めかしている。 |