永遠なジュリエット「オリビアハッセ」の可愛い外見と似ているハン・カインは、高校3年の時に放送インタビューに応じた後、放送渉外が列をなして放送デビューした珍しい履歴を持っている。
CFを通じて多くの人々の目を集中させたハン・カインは、高校3年に在学中だった去る2000年、インタビューされる姿がKBSニュースに放送されて、偶然、芸能界関係者の目にとまった。
当時は受験生の身分を理由にきっぱりと断った。しかし、芸能界にデビューする運命だったのか、大学入学した2001年2月、偶然に街で再び'キャスティングされた。
以後1年間、両親を説得したあげく結局2002年の初めにマネジメント契約を結んで4月、航空会社CFを通じて芸能界にデビューした。
大学を進学してから本格的に芸能界にデビューした彼女は、まずCFで強い印象を植えつけた後、ドラマに助演で出演して演技力を磨いた。
無名期間が長かった他の俳優たちに比べて短い経歴で人気を得た彼女だが、それなりに助演からちゃんと基本技を積んだおかげで、2004年にはKBSドラマ[愛情の条件]で涙演技の女王という称号を得て、新人のアキレス腱だと言える不足な演技力を認められた。
また、映画界まで進出、トップスタークォン・サンウと一緒に『マルジュク通り残酷史』に出演して良い反応を得た。

ハン・ガインは女性スターたちの中で最も結婚が早かったほうだ。デビューして間もない時、2003年にドラマ『黄色いハンカチ』で共演したヨン・ジョンフンと交際し、ドラマ終了後、21歳という若さですぐに結婚し、多くの男性ファンを泣かせた。

結婚後、1年に一つはドラマに出演し、女優としての位置を固めた。きれいな童顔で演技力も安定してきた。2007年のドラマ『魔女ユヒ』以降、約3年の空白が続いたが、2010年に復帰作『悪い男』でキム・ナムギルと共演し、変わらぬ美貌と演技力を見せた。

特に2012年からの活動は活発となった。ドラマ『太陽を抱いた月』にキャスティングが決まった際、年齢に合わないとの反論があったが、ドラマが進むごとに視聴率は上昇し、40％という驚異的な数字をマークした。また約10年ぶりにスクリーンにも復帰。映画『建築学概論』でオム・テウンと共演した。