キム・ヒョンジュン(Kim Heon joong)

〔プロフィール〕
生年月日:1986年 6月 6日
身体:182cm & 68kg & 血液型:B型
所属グループ:SS501
所属会社:DSPメディア
デビュー:2005年SS501シングルアルバム
趣味:水泳、バスケットボール、サッカー
特技:ギター、ピアノ、ダンス
座右の銘:人生は一発だ
学歴:2006年漢陽工業高等学校卒業、2009年慶熙サイバー大学情報通信学
経歴:韓国空港公社広報大使
受賞:2009年 2009ヤフー!アジアBuzzアワード国内ネチズン選定最高男性スター賞、2009ヤフー!アジアBuzzアワード台湾ネチズン選定最高韓国スター賞、2009ヤフー!アジアBuzzアワードアジア最高男性スター賞、スタイルアイコンアワーズ視聴者が選んだ最高人気アイコン賞、第4回ソウルドラマアワーズネチズン人気賞、第2回コリアジュニアスターアワーズTVドラマ部門新人賞、第45回百想芸術大賞TV部門人気賞
2008年MBC放送演芸大賞特別賞ベストブランド賞、MBC放送演芸大賞視聴者選定ベストカップル賞

「万能エンターテイナー」という言葉がある。歌をはじめとしてダンス、演技など、できない分野がない芸能人を称する。1990年代から韓国芸能人の活動の幅が広くなって、一般的に使われるようになったこの言葉は、もう芸能界でなくてはならない言葉にまでなった。ところが万能エンターテイナーという単語が氾濫するこの頃、真の万能エンターテイナーを探すことは容易ではない。

アイドルの中で断然頭角を現わしている代表的な人物キム・ヒョンジュン。SS501のチームリーダーであり、最初キム・ヒョンジュンは偶然キャスティングディレクターの眼に止まり抜擢されたが、進路転向に多くのことを考えた末、難しく決定を下してチームに合流したと伝えられている。ジェクスキスやピンクルなどのアイドル1世を排出した彼の所属会社は、以前H.O.Tとジェクスキスが競争したように、「東方神起」のライバルとしてSS501を排出した。

2005年から着実にグループ活動をしてきた彼は、グループの人気とともにアイドルとして人気を得た。特に普通の女性芸能人より美しい彼の容貌は連日話題になり、花美男という修飾語がいつも付いていた。しかし最近のトレンドのように、アイドルの演技との並行は選択でない生存のための道具だった。以前のようにレコードが100万枚以上売れる時代でもなく、のみならずアイドルの平均寿命も短くなっている傾向に、一生歌って踊りながら収入を上げるのは難しい。もしかしたら彼の演技者への転向は当然の手順であったのかも知れない。

「『花より男子』の類役を演じれば大ヒットする!」という俗説は間違いではなかった。歌手以外は何も考えていなかった彼が、演技者としての可能性と共に、次世代韓流スターとして首をもたげることができたのは、「類」という役があったためだ。説明が難しいが、温かくてあえてカッコよく努力しなくても、魅力が漂う人物。台湾版『花より男子』である『流星花園』ではヴィック・チョウ(周渝民)が演じ、日本版『花より男子』では小栗旬がこの役を務めて大きな人気を得た。韓国版『花より男子』が制作されるという便りが流れ始めてから、「類の仮想キャスティング」には彼が絶えず1位を独占して、結果的にも主人公の中でキム・ヒョンジュンは一番最初にキャスティングされた。本来キャスティングの依頼は嬉しくなかったと明らかにした彼だが、この作品を前後して本格的に歌手と演技者の二つの道を歩む契機になり、演技者としても主演級に抜擢されるようになった。言葉どおり歌と演技「二兎のうさぎ」を捉えることになった。

しかしドラマの人気は天井知らずだったが、それに反比例して生放送のように進行される韓国のドラマ撮影の現実に、適応するのが難しかった彼の演技に対する負担と共に、一番年上という責任感と、湧き上がる人気にとても負担だったという。しかし睡眠もとれず、毎日徹夜のドラマ撮影の環境に苦労した演技者キム・ヒョンジュンとは違い、視聴者は『花より男子』を見て幸せな毎日を送った。そして初めての演技なのに、密度の高いキャラクター消化力と予想外の演技力でとても良い評価を得た。CM界からのラブコールが続いて、次期作への噂も聞こえてくるなど彼の周囲は浮き立っているが、異常なほど落ち着いたのはキム・ヒョンジュン自身だった。歌手活動と違い忍耐心を必要とする演技活動に、より落ち着きと忍耐心を学んだようだ。

キム・ヒョンジュンは端正で美しい容貌とは違い、男らしくてはばかりない性格だ。そのような姿がそっくり表現された仮想結婚プログラムも話題に上った。「子供新郎」というニックネームまでついた彼の結婚生活は、彼の日常生活と共に「彼と結婚すれば…」という女性たちが想像で満足し、多くの人々の関心と嫉妬を駆り立てた。4次元キャラクターで終始一貫新婦を緊張させたキム・ヒョンジュンは、プログラムに出演しながら結婚観が変わったという発言をしたが、年上でも年下でも愛する人とはさらに真剣になりたいという所信を明らかにした。

二つの道(歌手・演技者)で中心を見失わないために、いつも努力するキム・ヒョンジュン。いつも人々が関心を向けている彼は、夢と希望が多い男だ。その夢と希望でいつも彼を再発見することができるように!と幸せな告白をしてみる。

おかげさまで創業20周年 おかげさまで創業20周年