イ・スンギ(Lee SungGi. ???)

〔プロフィール〕
誕生日:1987年1月13日
身体:182cm、70kg
所属会社:フックエンターテイメント
学歴:東国大学大学院国際通商学
家族:1男1女の兄
デビュー:2004年1集アルバム『蛾の夢』

一体全体できないことはあるのだろうか?今の時代を代表する本物の「お母さんの友人の息子(略語:オムチンア)」はイ・スンギだ。高校時代、歌手イ・ソニに抜擢されて歌手の道に進んだイ・スンギは、2004年『蛾の夢』を1集で発売して『僕の女だって』をタイトル曲で、年上女性たちの心を揺らした。誰よりも品行方正で優しい青年のイメージが強かったイ・スンギは、多くの年上女性と中年女性の愛を一人占めした。好感型イメージでユ・スンホとともに国民の弟というタイトルを二分し、歌だけでなく演技者としても活動範囲を広めている。

彼が初めて正劇に接したのは、ドラマ『噂の七姫』に出演してからだった。金持ちの息子だが、一夜のミスで妻帯者になる可愛いトラブルメーカー「ファン・テジャ」を演じたが、初めての正劇としては無理なく演技を消化して、演技の道でも合格点を受けた。その当時彼は2集も発表して忙しい毎日を送っていたが、タイトル曲『言い難い話』は各種オンライン音楽サイトで人気を呼んで、2つの分野で頭角を現わし始めた。

そのときからだろう。彼がマルチエンターテイナーという新造語を誕生させて、縦横無尽な活躍を始めたのは…。俳優と歌手という二兎のウサギを捕まえて、二方面すべてに素質を表して多くの人気を得た。これに終わらずにイ・スンギはバラエティーにも進出する。2007年『ハッピーサンデー1泊2日』に抜擢されて、今の「ホダンスンギ」というニックネームを得るようになったが、正劇とは違い率直な姿を如実に見せることによって得た、勲章のようなものだということができる。高校時代全校会長を務めるほど賢い彼は、「ヌナは僕の女だから」と叫びながらキュートな姿を見せ、思いがけなく野宿をしたり駄々をこねたり、トロい姿を見せてファンが熱狂し始めた。歌手と俳優の一方だけでも大変な芸能界で、イ・スンギはどちらか一方が傾いたりすることなく常勝疾走した。さらに彼は東国大国際通商学科を卒業して同科の修士過程に進学した。ハードなスケジュールで、授業をサボるのが常で休学したり退学したりする多くのスターたちとは、はっきりと違う道を歩むのも彼の側面だ。

2009年はイ・スンギの年と言っても過言ではなかった。彼は一時「視聴率70%の男」と呼ばれた。バラエティー『1泊2日』と、SBSドラマ『華麗なる遺産』に同時に出演していたときだ。二つのプログラムの平均視聴率を合わせた数値が、70%前後を記録してそのような修飾語がついた。一人の芸能人が70%を越える視聴率を得るのは、韓国の放送会社では異例な「事件」だ。彼が主演したSBS『華麗なる遺産』は視聴率47%を記録して、2009年最高のヒットドラマとして記録された。

彼の芸能感覚は下半期のSBS『強心臓』(火曜午後11時5分)に続いた。10月初めカン・ホドンと共に司会進行を引き受けて、初めてMCに挑戦した。集団トーク番組『強心臓』でも、彼は特有の瞬発力とトークでその位置を固めた。

芸能番組と俳優を行き来して「視聴率神話」を導いた彼が、映画に進出するとしたらどんな姿を見せるだろうか?ドラマで演技力をもう少し積み重ねて、映画にも出演したいと言う彼なので、近い将来映画で会うことができないだろうかという用心深い期待感と共に、スクリーンを埋めつくす彼の姿はどのようなものか、期待するに値する大きな課題に違いない。

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