キム・ジョンフン(Kim JungHun. ???)

〔プロフィール〕
生年月日:1980年1月20日
身長:179cm&体重:60kg
血液型:AB型
趣味:コンピューターゲーム&音楽鑑賞
理想のタイプ:表は知的で冷たく堂々として見えるが、内面は優しい女性
座右の銘:ベストを尽くそう
ニックネーム:サムギョプサル・キラー(サムギョプサルがとても好きだから)

かわいらしい外見。貴公子タイプで、素晴らしい美声(美しい声)、さらにトップから落ちたことがない天才的な頭脳…キム・ジョンフンを修飾する言葉はさまざまである。2000年にUNの1集アルバム『Voice Mail』で歌謡界にデビューしたキム・ジョンフンは、その後数年間チェ・ジョンウォンと花美男デュオとして順調な道のりを歩いてきた。当時彼らは秀でた外見に加え、秀才コンビだというので少女ファンの人気を独占していた。感性のこもったバラードと、時々かわいらしいダンス曲で大人気をはくした。しかし時折起こるトラブルと、二人がかもし出すカラーが違うという理由から、とうとう二人は2005年8月中旬に5集『彼女へ』で解散した。

解散後キム・ジョンフンは、当分歌手活動は諦め、俳優の道を歩こうと決心する…しかし「歌手の俳優転身」という当時の芸能界の流れに便乗していると言われ、刺すような視線に彼の活動は困難を極めた。しかし人事を尽くして天命を待つ!本当に運が良いのか、俳優デビュー作MBC TVミニシリーズ『宮』が大ヒットし、俳優としての立場を完璧に安定させた。彼は『宮』で、立憲君主国の王位継承序列第2位の皇太子を演じ、秀麗な外見だけではなく気品ある姿まで認めさせた。(いわゆる、新人俳優として浮上するためには、自分を壊して問題を起こす場合が多い)そして落ち着いて映画『DMZ非武装地帯』に出演し、国内外に活動を広めた。しかし映画はそれほど大きな興行を収められなかった。

歌手として大人気をはくし、スランプを経験しないですぐに俳優に転身したキム・ジョンフンだが、彼にも彷徨はあった。中高校生時代は首席を逃したことがなく、全国で100人以内に入るほど勉強ができた彼。韓国最高の大学ソウル大の歯学予科に入学し、芸能人にならなくても専攻を履修していれば、今頃 何不自由ない江南の歯科医師になっていたかもしれない。そんな彼だから、芸能活動をしながら専攻を履修することは、とても大変なことだったろう。いや、不可能である!彼の決断が必要だった。将来に不安はあるが好きな芸能活動をするのか、未来が保証されている医者の道に進むのか!

彼の決定が懸命な決断だったのか、まだ分らない。しかし情熱を持って少しずつ自分の居場所を確実にしているキム・ジョンフンを見て、“芸能人として彼に会える”という安堵のため息が漏れる。そうでなければ健康な歯を虫歯にしても、彼に会うために歯科に向かったかもしれないのである。

俳優としてキム・ジョンフンの道はまだ遠く険しい。しかし2007年ドラマ『魔女ユヒ』で活動を再開し、昨年日本では歌手としても活動した。そしてファンミーティングを立派に成し遂げた彼が、これからも多くの大衆の前で素晴らしい姿を見せてくれること信じて疑わない。

おかげさまで創業20周年 おかげさまで創業20周年