リュ・ジン(RyuJin. ??)

〔プロフィール〕

本名:イム・ユジン
生年月日: 1972年11月16日
学歴:キョンウォン大学観光経営科
趣味:音楽鑑賞、ドライブ、映画、ゲーム

[受賞経歴]
2001年 KBS 演技大賞人気賞
1999年 KBS 演技大賞新人賞
1998年 SBS 演技大賞新人演技賞

人気を享受する男性タレントの性格は視聴者たちの好みによって変わるはずだが、リュ・ジンは自分の色に固執している数少ない男性演技者。彼も女性視聴者たちの涙をさそうメロ演技が得意だ。<愛は誰でも一つ>を始め<ビダンヒャンコンム><純情>など、全部彼のメロ演技が光を発する作品だ。しかしドラマでは潤んだ瞳で女性視聴者たちを引きつけているが、普段はやんちゃだ。

リュ・ジンは撮影前の30分間、演出者をいらだたせる演技者として定評がある。悲しい場面の撮影を控えて他の演技者は感情をつかむために苦労して深刻な顔をしているが、リュ・ジンは茶目っ気たっぷりの表情で相手の演技者と製作陣にいたずらをしかけるのだ。“感情に没入する演技者もいるが、即興的な感情投入が私には似合う”というのがリュ・ジンの言い訳ではない言い訳。

リュ・ジンの趣味はマウンテンバイク。
マウンテンバイクはあるがめったに遠出することができず、主に漢江の川岸で力強くペダルを踏む。彼は“ひとしきり全身の力が全部抜けるほどに力強くペダルを踏めば、それまで積もったストレスがきれいに解消する。”と打ち明けた。また、<夏の香り>でリゾート室長パク・ジョンジェとして熱演し、‘清純美人’ソン・イェジンをめぐりソン・スンホンと三角関係を繰り広げた彼のこのごろの目標は、‘メロ演技’という自分の長所を活用しながら幅広い演技世界に挑戦して見ることだ。

彼の元々の夢はホテル経営者だった。ところが、96年に偶然受けたタレント試験に合格し、すぐにドラマにキャスティングされ、突然演技を始めた。96年SBS公採6期でデビューしたので、年数はなんと20年である。

ハンサムな容姿、すらりとした背丈とマナーまで兼ね備えた彼は、いつも人々の視線を捕らえる。しかし、メリットばかりがあるかのようなハンサムさと幅広いキャラクターを消化するには限界に行き着くことも多い。室長、会長の息子、ビジネスマンなどに限られた役割しか任されなければなおさらだ。しかし、ドラマ『京城スキャンダル』以後、苛立ちを見せずに任された役割を忠実に、きちんとキャラクターをこなして行かなければならないと決心をし、彼の演技は誠実ながらも、密度が高くなった。

いつも新人の気持ちで演技をしながら、初心の重要性を述べている俳優リュジン。2008年、長い間交際してきた航空会社の乗務員と結婚した後、二人の子供の父親になったりもした彼だが、ジェントルでシックな魅力は相変わらずだ。

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