イ・サンウ(Lee SangWoo. ???)

〔プロフィール〕
生年月日:1980年2月13日
身体:185cm&81kg&O型
家族:二人兄弟の長男
特技:テニス、ラケットボール

185センチのスポーツで整ったボディ、そして活発な性格の所有者イ・サンウは、まるで体育会系の学生のように爽やかな微笑を浮かべる。しかし大学の専攻は食品工学。そしてその反転のように、彼の演技のフィルモグラフィーも非常に興味深い。あるジャンルのイメージに限定されない彼の演技は、俳優イ・サンウのそれぞれ違った魅力を見せる。

彼の外形から分かるように、彼は良い条件を持って生まれた俳優だ。彼が扮した役柄で、ファンタジー性の強い男性像を描き出すことができたのもそのためだ。しかし彼はとても純粋で突飛な青年でもある。それでいつも真心を込めて話すが、時には真心が冗談以上の笑いを誘う。ひとときバラエティ番組から、集中してラブコールを受けたのもそのためだ。しかし自らユニークなイメージを固定化させるのは、俳優として良くないという判断の下、芸能番組は断ることにした。(最近、歌手であろうが俳優であろうが、ジャンルを問わず芸能番組に出演して人気者になとうと努力する人々に比較すれば正反対だ)

デビュー当時、あまりに爽やかな笑いと可愛いイメージの新人俳優だったが、ドラマ『愛もリフィルできますか』から、ハンサムで完壁なジェントルマンに生まれ変わった。女たちに“室長”のファンタジーを抱かせるほど、彼の演技はとても際立っていた。その後クォン・サンウとキム・ハヌルと共同主演映画『青春漫画』を経て、『腹黒母娘』、『我が青春の叫び』等では純粋な青年の役をよく消化した。以後ドラマ『糟糠の妻クラブ』では大先輩オ・ヒョンギョンの相手役の“救世主”役で、おばさんファンから無限の愛を受けた。もちろん視聴率も高かったが、最悪の状況に陥った女性主人公を救う白馬に乗った王子様の役で、彼は誂えた服を着たような演技を披露した。

彼が興味深いのはその後の歩みだ。素敵な“室長”あるいは“救世主”のイメージに固執しないことだ。無難なことを好まない彼の性格や、予測不可能な自分だけの世界を表現でもするように、彼は縦横無尽で破格なイメージをいとわない。

映画『ペントハウス・エレファント』で特異で痴情な人物を選択し、露出度の高い難しい演技に挑戦するかと思えば、2010年『人生は美しい』では同性愛者の演技に挑戦した。特にキム・スヒョン作家のドラマ『人生は美しい』でイ・サンウは、出演したシーンごとに論議を巻き起こし、韓国ドラマ史上初めて同性愛カップルの演技を高い水準で消化して、多くの好評と関心を呼んだ。男性的な要素の強い彼がゲイ役を消化するには、高い集中力と努力が要求されたが、彼は韓国ドラマのキャラクターに大きな一画を示した。

メロー、エロ、スリラー、SF、どんなジャンルも恐れないイ・サンウ。大きく欲張らない彼は、かえって自由に演技することができる基礎を作っているようだ。 映画に固執したり変身を重要視せず、どっしりと一つずつ積み重ねる彼が、いつかその濃縮した力で注目される日がくるに違いない。

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