チョン・ギョウン(Jung Gyu Woon. ???)

〔プロフィール〕
生年月日:1982628
身体:183cm75kg
学歴:大東商業高等学校
デビュー:2004年モバイルドラマ『五つの星』
受賞:2009SBS演技大賞ニュースター賞

長い手足のためにトレーニングウエアーを引っ掛けていても、元モデルではないかと思うほど着映えする俳優チョン・ギョウン。某携帯電話の広告出演時、ポストチャン・ドンゴンと評価されたほど全体的な雰囲気が良い演技者だ。

視線が集中するほどの特別な容貌ではないが、多様なキャラクターをまんべんなく演じることができる外見を持ち合わせた。新人俳優にはイメージがとても重要だが、一つのキャラクター(主に多情多感で献身的な男)に注力しやすいが、彼は演技で偏食をしない。学生からビジネスマン、金持ちの自由奔放な息子等々、演技の幅がかなり広く固定していない。

包装することがふさわしくない俳優チョン・ギョウン。インタビューや記者会見場でも自身で考え、持っているものを率直に淡泊に話す。イメージを作るために上手に包装すべき芸能人という職業に、多少ふさわしくないように見えるが、率直でゆったりとしながらすべてを見せることができる、それこそ芸能人向きの人物ではないだろうか。

2004
年モバイルドラマで活動を開始して以来、2007年から本格的軌道に乗るように多くの作品を消化し始めた。彼が本格的に主演を務めるようになった作品は、KBSの『幸せな女』で演じた、彼が最も自身と似ていていると評価するチェ・ジュノ役だ。自由奔放で新世代スタイルだが、子供の父親というキャラクターが多少負担にもなった。

2008
年ドラマ『甘い人生』はオ・ヨンスの復帰作で話題になり、果敢なペッとトシーンと独特のストーリーで話題になったが、最も印象的な演技はまさにソング役のチョン・ギョウンだった。『甘い人生』のソング役は、視聴者も理解し難しいキャラクターだった。しかしチョン・ギョウンは悪徳でクレイジーなソングを、邪悪さと柔らかさでスマートに表現し「演技が本当に上手な俳優だ」と彼を評価した。同じ年のドラマ『太陽の女』では、明るく微笑む青年トンウを演じて「ほんとうに同じ人だろうか~」と思うほど優しい顔とソフトな微笑を披露した。

KBS2TV
『憎くてももう一度』の財閥ニ世の浮気者イ・ミンスは、彼を演技者として一段と成熟させた作品だ。最後の決定打を飛ばしたとでもいうべきだろうか。放蕩な生活を楽しむ浮気者のキャラクターで、心から女を慈しむ男に変身した。すっきりしたスーツ姿と知的な容貌も大きな見どころだった。

彼の演技が多様になりファン層も若くなった。家族視聴帯の週末ドラマ『幸せな女』や、週末ドラマ『甘い人生』、ミニシリーズ『憎くてももう一度』に出演したときは、「お母さんファン」が多かったが、2010年ドラマ『1千万回愛している』で財閥ニ世だが、平凡なコ・ウンニムに最高の純愛を捧げるペク・カンホ役で、2030代の女性ファンが増加した。

演技者として、最高のメローを演じるイ・ビョンホン先輩が目標だとし、ロールモデルにはキム・ミョンミンを挙げる。演技者は基本的にメロー演技が上手くなければならないと語る彼が、さらに演技への欲を出し変身して、私たちを喜ばせてくれることを願う。

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