キ・テヨン(Ki TaeYong. ???)

〔プロフィール〕
キ・テヨン(本名:キム・ヨンウ)
生年月日:1978129
身体:182cm & 64kg
所属会社:ブローディングエンターテイメント
家族構成:22女の末っ子
学歴:西経大学演劇映画
デビュー:1997KBSドラマ『大人たちは分からない』

ソフトな微笑みと温かい印象。いわゆる最近流行の「母の友人の息子」と呼ばれそうな彼。しかし、彼を静かに眺めてみれば、直接的な話法から男らしいカリスマが漂ってくる。どこかで見たような顔のように感じられる彼だが、もともとハイティーン俳優出身だという事実を知る人は少ない。1997年『大人たちは分からない』でデビューしたあと、『白い巨塔』、『母さんに角が生えた』で視聴者に顔を知られ始めた彼が、デビュー12年ぶりに2009年ドラマ『恋人作り』で堂々と主人公の座を射止めた。

キ・テヨンは97年に青春物『大人たちは分からない』でデビュー後、1999年青春ドラマ『学校2』で本格的な演技活動をスタートした。しかし、相次ぐ大学入学と軍服務などで、長い空白期間を経ることになった。その後ドラマ『白い巨塔』で本格的な演技の道を歩き始めた彼は、正しいが多少弱い外科医役で、『母さんに角が生えた』では柔順な金持ちのお坊ちゃんのキャラクターを演じて「フンナムタレント」のイメージを定着させた。タレントは初めのイメージを固めることが重要だが、彼はその間に演じたフンナムイメージを守るというよりは、完全に違うイメージに変身して多彩な姿を披露した。SBS水木ドラマ『スターの恋人』ではカサノバ財閥3世を、月火ドラマ『テロワール』では、有能な建設会社理事であり完壁なマナーの人物を演じて演技力を積み重ねた。

新人の場合、普通「色のある俳優」になりたいという。しかしキ・テヨンは、むしろ色のない無色の俳優になりたいという。多彩な色を表現するために、特定の色を持たないというのが彼のモットー。それだけ演技への欲が深いと言い替えることができる。

はっきりした性格上、女性たちにも果敢にアタックするように見えるが、先日の記者会見で彼は、高校卒業以来10年間恋愛経験がないと明らかにした。そのときの記者会見のために多くのイシューを産んだが、「縁」を信じて相手を待つという彼の純情な違う面を見せたようだった。

今後は「とてもあくどい」悪役を演じてみたいというキ・テヨン。劇での役の比重よりは、個性の強いキャラクターを演じたいという彼の演技欲が、彼を大成させることを信じる。

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