ソ・ドヨン(Seo doyoung. ???)

〔プロフィール〕

生年月日:1981年4月14日
身長:187cm
体重:70kg
学歴:檀国(タングック)大学 演劇映画科
所属事務所:グリーン メディア マーケティング

187センチの長身に美少年のようなマスク、ファッションモデル出身であるだけに、チラッと見てもスタイルが生きている俳優ソ・ドヨン。彼の出発は「第2のヨン様」と呼ばれるほど華やかなものだった。コマーシャル1本とgodのミュージックビデオ『TWO LOVE』、そしてドラマシティー出演が全ての貧弱この上ない経歴。そのせいか3作目で主演を掴んだことへの周囲の目は厳しかった。本格的に有名になったドラマ『春のワルツ』は、『夏の香り』『秋の童話』『冬のソナタ』に続く、6年越しで完成するユン・ソクホプロデューサーの季節連作シリーズ完結編。韓流スター製造機と呼ばれる彼のシリーズであるだけに、当時大きな話題を呼び、主人公選定にも多くの俳優が挙げられて神経戦を繰りひろげた。ところが突然どこからか新人が現れた…人々の驚きと期待は言葉では言い表せないほどだった。

真実の愛と悲しみを適切に表現する深い眼差しで、ユンプロデューサーの心を虜にしたソ・ドヨン。彼はこの破格のキャスティング、そして重い責任感に押しつぶされそうだったという。キャスティング前の数ヶ月間も彼にとってつらい期間だった。ユン・ソクホプロデューサーに会ってから、長い間連絡がなかったからである。ソ・ドヨンは、『春のワルツ』に出演する前後とも耐えがたかった。ドラマのピアニスト“ジェハ”に扮するために、ピアノ、バイオリン、ドイツ語の習得に励まなければならず、視聴率のプレッシャーとアンチファンの露骨な批判も受けとめなければならなかった。そして悪材はこれに止まらなかった。ドラマ撮影真っ最中だった2006年4月、相手役のダニエル・ヘニーともめるシーンを撮影中に、ほお骨が陥没するケガを負い、全治5週間の診断を受けた。

それでも「僕は運がいいみたいだ~」と連発するソ・ドヨン。そうはいっても落ちるばかりの視聴率に、巡ってきた幸運が恨めしかっただろう。しかし応援してくれるファンと、彼を俳優にしてくれた人々、そして作品があったからこそ彼は幸せになれた。第2のヨン様を夢見ていたソ・ドヨンの夢は、思っていたより大きくはなかった。期待されているので、さらに努力をして期待に応えられる俳優になりたいと、今日もソ・ドヨンは闘志を燃やしている。

“俳優は演技で勝負しなければならない”という平凡な真理をかみ締めて、立派な俳優に成長していくことを期待している。

おかげさまで創業20周年 おかげさまで創業20周年