パク・キウン(Park giwoong. ???)

〔プロフィール〕
生年月日:1985213
身長:181cm &体重:68kg
血液型:O

細面の顔といたずらっけのある瞳。そしてかわいらしい微笑み。新人パク・キウンに初めて会った時に感じたイメージである。パク・キウンが人々の口に上り始めたのは、2006年ある携帯電話のコマーシャルで"石臼ダンス“を披露してからだった。首を長く伸ばして回す石臼ダンスは、当時話題を集めた。多くの人が真似をし、パロディー化されたこのダンスが登場するコマーシャルは、2006年のコマーシャルアワードで最高広告賞を受賞した。それだけ波及効果が大きかったのである。印象的なコマーシャルの演技で話題になった彼は、すぐに映画『ケンカの技術』に助演クラスで出演し、俳優としてのイメージを積み始める。

まだ2作目の映画で演技を始めたばかりの彼は、芸・体・能系列をあまねく渉猟する独特な経歴がある。中学校時代に陸上選手だった彼は、高校時代は美術部に所属してバンド活動をしていた。それが縁で大学(大眞大学視覚デザイン学部)に進学し一時は歌手を目指していた。演技に漠然とした夢があった彼が俳優になろうと思ったのは、演劇『サンディーソウル』でスタッフ生活を経験してからだった。特にこの演劇の企画者であり、俳優ペ・ドゥナの母親でもあるキム・ファヨンさんが、使い走りをして一生けんめい働く彼に目を留めて、発声練習、及び演技指導をしてくれたという話は、知る人ぞ知る有名な逸話である。

肩越しに出演俳優の演技を見守りながら、俳優になる夢をつき固めていた彼。越えなければならないものが多く、様々な芸能界生活が今や彼の目の前に広がっているようだった。『ケンカの技術』で映画に足を踏み入れた後、2007419日に公開される『同い年の家庭教師レッスン2』で一躍主演に抜擢されたパク・キウン。まだ経験が少ない彼にとって映画の主演級というキャスティングは、物すごいプレッシャーに違いない。特に映画『同い年の家庭教師』は、韓流スターとして最高の人気を博しているクォン・サンウとキム・ハヌルのパート1の人気が高かったで、さらに大きなプレッシャーを感じていることだろう。

しかし少し前に韓国の主要ポータルサイトで、彼が演じた韓国語家庭教師界の伝説"ヨクサマ“が、リアルタイム検索後第1位になるなど、熱い話題を集めている。最近彼はホラー映画『二人いる』のキャスティング、及び映画『アギと私』(仮題)に単独主演でキャスティングされた。映画『同い年の家庭教師レッスン2』を皮切りに、2007年一年間になんと3本の映画に出演して最高の人気を謳歌している。もちろん、とても運がいいとも言えるが、元ボクサージョンマンのキャラクター(『同い年の家庭教師レッスン2)をリアルに表現するために、撮影前から6ヶ月間ボクシングのトレーニングと食事療法を平行し、体作り、減量を準備するなど外見的な変身まで完璧にこなした彼の情熱が、これを可能にしているようだ。

「初めはお金をたくさん稼げるスターになりたいと思っていました」と率直に語る彼。しかし今や彼はスターへの幻想から目覚め、演技に没頭する真面目な俳優になろうという要所に立っている。

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