シン・ヒョンジュン(ShinHyunJun.???)

〔プロフィール〕
生年月日: 19681028
身長: 182Cm72Kg & 血液型: AB
趣味:ピアノ & 得意: テニス

<将軍の息子>の林役でデビューしてからシン・ヒョンジュンはワイヤーアクションを本格的に取り入れた <飛天舞>、ハリウッド特殊效果担当者を招いた<サイレン>、水中撮影にチャレンジした<ブルー>など、他の人達が試みなかった領域に弛まず出演して来たチャレンジ精神の強い俳優だ。
シン・ヒョンジュンは、1990年の<将軍の息子>オーディションで「林」役を自ら要望応試して、俳優でデビューしたし、以後<将軍の息子2,3><太極山脈>にも出演した。
彼は男性的外貌に女性的纎細さを兼備した、人為的に作り出したカリスマではなく、生じた姿からカリスマが感じられる余り多くない俳優の中の一人だ。
最初のオーディションで自分の特性をよく把握したシン・ヒョンジュンをイム・グォンテク監督は「欲望を捨てて、自分の役割をよく引きだろうと努力したから、観客たちからそっぽを向かれることなく生き残った」と評価した。
陰地側に近い内向的イメージの漂う彼は平凡な、そして楽天的なキャラクターには合わなかった。
目の尾が上がって強靭に見える目つきから湧き出てくる狂気と悲しみ…。
彼はそれをカン・ジェギュ監督の<銀杏の木の寝台>でまともに表現した。
噂ではカン・ジェギュ監督がシナリオを書いてから、黄将軍役にはシン・ヒョンジュンと確固たる指名をしていて、シン・ヒョンジュンではなければ撮影しないとまで言った事があると言う。
「黄将軍」役で映画俳優として立地を確固した彼は、以後 <退魔緑><飛天舞>などの韓国型ブロックバスターにも出演した。
特にそのうち<飛天舞>は直接原作マンガを読んで映画化しなければならないという欲望を抱いた作品。
一方、98年以後映画三昧だった彼がブラウン管に姿を見せたのはまさしく KBS ドラマ「天国の階段」。
愛する女性に対するほのかな思いを特有の視線演技でこなした彼は「涙の貴公子」という愛称を得て視聴者たちにも多くの愛を受けた。
韓国映画で彼が占めている席は、生まれつきのマスクとカリスマがなければ得ることができない彼だけの領域だ。
彼が行ってきた配役の代わりになるような俳優はいないからだ。それで、真剣さを負担に思う人々には、ややもするとやりにくいともいえる演技者だ。
しかし、シン・ヒョンジュンの魅力は顔だけハンサムならばいいという有り勝ちな魅力ではない。
もちろん頑是無い俳優で…、いつもごみ箱に捨てられたシナリオを捜して映画を作りたくて、大衆を追い掛けるよりは自らアンダーグラウンドだと自分を評価する彼。
真なる俳優の姿だと言わざるを得ない。

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