ハ・ジウォン(HaJiWon.하지원)

〔プロフィール〕
本名: チョン・ヘリム
生年月日: 1979628
身長: 168Cm46Kg & 血液型: A
得意: 剣道、ゴルフ、乗馬、ジャズダンス


檀国大演劇映画科在学中の彼女は「学校 2」で不良サークルのボスであるチャン・セジン役で出演して注目され始めた。以後、KBSどラマ「龍の涙」とMBC創社特集ドラマ「愛よりもっと大きい愛」に出演しながら顔を知らせ始め、2000年 「真実ゲーム」のタヒェ「リメンバー・ミー(同感)」のヒョンジ、「友引忌(カル)」のウンジで3本の映画に出演して、映画俳優としての立地を固めた。

映画俳優としてずいぶん活動したハ・ジウォンは2003年、しばらく路線を変えてTVドラマに進出する。MBCドラマ「茶母」でハ・ジウォンはどこかしら悲しい完熟美で視聴者をブラウン管の前に引き寄せたし、一気にスターダムに上がった。

彼女は、綺麗に見えることだけにこだわる他の女性芸能人とは違った。キャラクターによって自分を充分に壊すこともできて、どのようにすれば劇の中に自分を溶かしきることができるかを知っている。自分の長所と短所をしっかり把握して、長所を最大限に浮上させるのが彼女の成功要因なわけだ。

あふれる才能が加わって、強烈なカリスマで縦横無尽活躍した彼女の道草は歌謡界でも繋がった。

2000年ワックス1集「オッパー(お兄さん)」のミュージックビデオに出演、世間の話題に浮び上がってビッグな話題になった彼女は2003年、いよいよ 2年余りの間秘密裡に準備して来たアルバムを発表する。

映画女優兼タレント、ハ・ジウォンの歌手デビューアルバム!! デビュー曲「ホームラン」を始じめ、ハニーファミリ、X-teen などが参加した多様なジャンルの歌8曲をお目見えしたが、彼女のタイトル曲のようにホームランは記録することができず、軽い1塁打に止めた彼女の歌手デビューは、惜しい結果を残してしまった。

2000年、映画女優の立地を固めた当時、彼女は彼女だけのホラー演技をお目見えしてホラー専門女優と呼ばれた。

そして2003年と2004年にはTVへと方向を切り替えながらハ・ジウォンだけのメローと感性演技で、悲しいドラマ専門女優にステップした。

ホラークィーンからコメディー映画に領域を広げた彼女は、2002年コメディー映画『セックスイズゼロ』で約420万の観客を動員して、当時としては大ヒット記録を樹立した。イム・チャンジョンとともに主演した『セックスイズゼロ』に引き続き、キム・ジェウォンと一緒に2003年には『愛しのサガジ』、2004年にはクォン・サンウと共演した『恋する神父』が比較的悪くない成績を上げて、彼女をトップ女優に成長させた。

そう、彼女が出演すれば一様に胸がつぶれそうな究極の愛を盛ったドラマになる。ある特定的なイメージも、そのマスクからどうしてそんなPOWERが出てくるのか? むしろのっぺりしているともいえる彼女の独特なイメージが、まるで白い画用紙に彩色するように思いきり色を吸収しているのではないかと思ったりする。

ハ・ジウォンと言えば、まず先に思い出される作品の一つに、ドラマ『チェオクの剣(原題:茶母)』がある。2003年MBCで放映された『チェオクの剣』は、映画で活動中だった彼女をドラマに復帰させることに成功、これと同時にドラマの人気も急上昇、新造語「茶母廃人」を作った。

引き続き2004年SBS『バリでの出来事』で、再びブームを起こした。当時ソ・ジソプとチョ・インソンとの共演が「最高のコンビ」と称賛された。

そしてKBSドラマ『黄真伊』で大成功し、ドラマで清純さとカリスマ演技を最高に表した。ハ・ジウォンは『黄真伊』で、KBS演技大賞を受賞する。

彼女は名実共にドラマでも時代劇と現代劇をこなし、高い人気を得て大スターになった。「芸者があんなに素敵だったなんて」と感歎され「同じ女性として、とてもすてき」と同じ女性からも憧憬の対象になった。ドラマ『黄真伊』でハ・ジウォンは、本当の黄真伊になったようだった。

か細いイメージよりは肝の太いイメージがもっと強い女優、映画でもドラマでもいい作品を企画しようとすれば渉外順位1位に数えられる存在感の大きい女優ハ・ジウォン。

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