スラリと伸びたSライン、洗練された顔立ち、派手で挑戦的なイメージのオ・ユナ。東洋人とは思えないスラリとしたボディーに小さな顔、さらにモデルならモデル、歌なら歌、演技なら演技…どれ一つとして不自然なものはない。

多方面で才能を発揮するオ・ユナが、大衆に顔を見せ始めたのは、レーシングクィーンとして。本人は嫌かもしれないが、今でも「オ・ユナといえばレーシングクィーン出身」と言われるほどである…彼女がレーシングクィーンとして、どれだけ大勢の人の耳目集めたのかを証明している。

2000年のレースガール選抜大会で選ばれ、2002年から2004年までモーターショーをはじめ、権威のあるイベントで頭角を現し始めた彼女。当時車を見に来る人より、彼女を見るために駆けつける人が多かったというエピソードも聞こえてくる。

レーシング界で頭角を現し始めた彼女の芸能界進出は、予想されていたのではないだろうか？しかし成功するかどうかは誰にも分らなかった。2004年ドラマ『嵐の中へ』(SBS)でデビューした彼女は、数年間演技を経験してきたタレントよりずっと自然で安定した演技を見せた。すぐに視聴者に認められ始めて、大きな助演の座をつかみ始めた。

もっとも評価されるのは2006年のドラマ『恋愛時代』ではないだろうか？決して全編に渡って登場する役柄ではないが、彼女の適切な演技のスパイスはドラマの味を増加させた。

小学校時代から現代舞踊を学び、ダンスにも素質があるオ・ユナ。しかし学生時代に突然家の事情が悪くなり、雑誌モデルをするなどアルバイトに精を出すしかなかった。

偶然からレーシングクィーンに選ばれた。そして短期間で演技力を認められ、現在は俳優として認められている。そして飛びぬけたファッション感覚でファッショにストに選ばれるなど、彼女特有の洗練された美しさを炸裂させている。

各ブランドのコマーシャルと写真集、そして2006年には世界的なブランド、カルバンクライン・ジーンのモデルとして活躍した彼女は、完璧なボディーラインを遺憾なく発揮した。妖艶でやや退廃的な「セクシー」イメージを、純粋で明るいイメージに変え、体がかもし出す美しさに焦点をあわせるのに、オ・ユナくらい適任者はいないと人々は賞賛する。

2007年1月5日、オ・ユナは某会社マーケティング理事のソン・フン氏と結婚した。完璧な女神だった彼女の結婚は、多くの男性に喪失感を抱かせた。しかし、これからミッシー族としてどんな活動を見せてくれるのか、期待しているファンを彼女は十分満足させられると思う。

（追記：残念ながら、2人は2015年6月2日に離婚した）